『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』記念すべき1作目


こちらは先週末から公開の『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』を観ました!
新作『GODZILLA ゴジラ』の前売券を持っていたら500円で鑑賞出来るってことで、普段は買わない前売券も買っちゃいましたよ(; ・`д・´)

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GODZILLA:THE KING OF MONSTERS 1954年 97分

あらすじ:
19XX年、南太平洋で行なわれた核実験によって、ジュラ紀の肉食恐竜が甦った。ゴジラと名付けられたその怪物は、大戸島を襲った後、東京へと歩を進めていく。放射能をまき散らすゴジラの前に、帝都は為す術もなく蹂躙されるかのように思われた。だがその時、防衛軍に一つの朗報がもたらされた。それは若き天才科学者、芹沢の発明した“オキシジェン・デストロイヤー”という、核を凌ぐ超兵器の存在である。しかし芹沢は、核の二の舞を怖れ、その超兵器の使用を認めようとはしなかった……。(allcinemaより)


特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている。(Wikipediaより)

ゴジラのキャラクターはもちろん知っていますが、映画は子供の頃父親に映画館に連れて行ってもらった記憶はあるものの、何作目を観たのかも覚えていない程度。
ハリウッド版ゴジラ以外で映画をちゃんと観るのは、これが初めてかも(; ・`д・´)
この映画で基本と原点を確認しました。

ゴジラとは、ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた海棲爬虫類から陸上獣類に進化しようとする中間型の生物の末裔が、度重なる水爆実験により安住の地を追い出され姿を現したものであり、体長は50メートルで放射能火炎を吐くのが特徴。

太平洋上で原因不明の沈没事故が続発、救助に向かった海上保安庁の船や漁船も沈没、独り島に流され助かった男は伝説のゴジラに襲われたと証言、派遣された調査団がその島に上陸したゴジラを目撃、と前半はテンポ良く進みます。ここまでゴジラは部分のみ映るだけで、全体像は後半へと引っ張られます。

生物学者の山根博士を中心に人間ドラマも多少は描かれますが、深くはありません。ゴジラ退治に焦点を絞った感じ。ゴジラが壊すミニチュアセットは精巧で良く出来ていますが、乗り物はミニチュアだとすぐ分かってしまいますね(; ・`д・´)
東京を破壊するシーンはなかなか迫力なのですが、現在観ると展開が少ないのでちょっとダレてしまいました(;´Д`) 当時の技術としては素晴らしいのは分かっているのですが、どおいう決着がつくのかだけの興味で後半は乗り切りました(; ・`д・´)

キャストは山根博士に志村喬河内桃子宝田明平田昭彦菅井きんなど。
監督は本田猪四郎、製作に田中友幸、原作は香川滋、特撮は円谷英二など。

反戦原水爆などへの反対のメッセージも含まれている内容ですが、個人的に一番良かったと思うのは、シリーズに受け継がれていくゴジラの鳴き声とテーマソング。
新作を観る前に、世界でも大ヒットしたシリーズ1作目もぜひ♪