『ドラキュラZERO』 ルーク・エヴァンス堪能
DRACULA UNTOLD 2014年 92分
あらすじ：15世紀のヨーロッパ、トランシルヴァニア地方。この地を治める君主ヴラドは、愛する妻ミナとひとり息子と幸せな日々を送っていた。そんなある日、同国を属国とみなす超大国オスマン帝国の皇帝メフメト２世が、ヴラドの息子を含む少年1000人をオスマン軍のために差し出すよう迫ってくる。もし従わなければ戦争は避けられず、そうなれば全滅を覚悟しなければならない。それでもメフメトの要求をはねのけたヴラドは、愛する家族と国を守るため、古くから伝わる闇の力と契約を結び、強大な力を手に入れる。しかしそれは、あまりにも過酷な代償を伴うものだった。（allcinemaより）
ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」のモデルとして知られ、“串刺し公”の異名で恐れられた実在の君主ヴラド・ドラキュラを主人公に描いたもので、ブラム・ストーカー版とは違います。
同盟のために、子供の頃オスマン帝国の人質にされ兵士として戦わされた経験を持つヴラド。戦地では串刺し公と恐れられたが、自国へ帰ってからは過去を封印し、妻と息子と幸せに暮らしていた。しかしオスマン帝国はまた息子を人質として差し出す様要求、自分と同じ思いを息子にさせたくないヴラドは、オスマン帝国に対抗する力を手に入れるため、古代の魔物の力を手に入れる。
ヴラドにルーク・エヴァンス、正統派ハンサムは特殊メイクでもハンサム。
妻にサラ・ガドン、最近大活躍ですね。強い女性の話が多い中、守ってもらう系の役にあっているのかも。オスマン帝国皇帝にドミニク・クーパー。
他に意外な大物が出ていて、思わぬサプライズに大喜び♪（ネタバレしない方が楽しいと思うので、気になる方は自分で調べてください）
監督はこれが長編デビューのゲイリー・ショア。
予告の感じでは、お耽美（？）系ではなく、マッチョなアクション系の様で、どうなんだろ～っと思っていましたが、『インモータルズ －神々の戦い－』で圧倒的な強さのゼウスを演じていたルーク・エヴァンスなので、それもアリかな～と思っていたところ、結局どちらでもない、妻への愛に生きた男の物語って感じでしたね。
ルーク・エヴァンスはしっかり堪能出来ます(￣∇￣)ﾆﾔｯ
個人的にはラストのおまけシーンの大御所がカッコ良くて、それだけでも観たかいがありました♪
