『ゴーン・ガール』 ネタバレです!


この映画のキャッチコピーの「本当に大切なものはいつも失って初めてわかる」って、まったく違う気がするのですが:(;゙゚'ω゚'):

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GONE GIRL   2014年 149分

あらすじ:ミズーリ州の田舎町。結婚して5年目になるニックとエイミーは、誰もが羨む理想のカップルだった。ところが結婚記念日に、エイミーは突然姿を消してしまう。部屋には争った形跡があり、大量の血液が拭き取られていることも判明する。警察は他殺と失踪の両面から捜査を開始する。美しい人妻の謎めいた失踪事件は茶の間の注目を集め、小さな町に全米中からマスコミが殺到する。すると、次第にニックの不可解な言動が明るみとなり、いつしか疑惑と批判の矢面に立たされていくニックだったが…。(allcinemaより)



デヴィッド・フィンチャー監督作。同名小説の映画化で作者のギリアン・フリンは脚本も担当。先日発表のあったハリウッド・フィルム・アワードで最優秀作品賞と脚本賞を受賞。オスカーにも絡んで来ると言われています。原作小説も大ヒットの様です。

失踪した妻エイミー、著名な本のモデルであったためにその失踪がマスコミに取り上げられ、エイミーの行方を探している夫ニックの周囲では彼に不利な証拠が次々と明らかになって行く。エイミーは何処へ?果たして生きているのか?

夫ニックのベン・アフレック、妻エイミーのロザムンド・パイク以外では、デジー・コリングス役のニール・パトリック・ハリス、トミー役のスクート・マクネイリーくらいしか知っているキャストはいないですね。

Twitterなどでネタバレは踏まないように気をつけていたので、最後までどうなるのかわからず、展開は楽しめました。長さも気になりませんでしたね。
女性刑事の鋭さとか、事件を面白がる弁護士も良かったですね。
実はロザムンド・パイク怖いっていう声だけは目に入って、復讐のためにエイミーはニックに殺された様に見せかけて死んでるのではないかと想像していたんですよね。
確かに徹底的に計算された偽装がわかるくだりは、そこまでやるかと怖かったんですけどね。
エイミーが下手を打ってコリングスの処へ逃げ込んでからが、どうも付いていけず。
エイミーの気持ちがまったく理解出来ないし(それが狙いなのかなとは思いますが)それでも一緒に居るニックの気持ちも理解出来ないし、ニックとマーゴの仲良しっぷりにも違和感(双子ってそおいうもの?)
ブラック・コメディなのでしょうが、人が一人死んでしまうのに観終わった後の後味が悪くないのが逆に気持ち悪い。
最後の「結婚ってこういうものでしょう」というセリフが不気味でした。
ロザムンド・パイクは確かに熱演、(ちょっと前だったらアシュレイ・ジャッドあたりがやりそう)ショーレースに参入しそうですね。