『LEGO(R)ムービー』『リベンジマッチ』


まったく関連性のない2作品。
1本目は本年度アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされなかったことを
憤っている

LEGO(R)ムービー

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THE LEGO MOVIE  2014年 100分

あらすじ:そこはすべてがレゴでできたレゴワールド。ごく平凡な青年工員エメット。いつもルールをきちんと守り、仕事場でも決められた作業を黙々とこなすだけの平和で退屈な日々を送っていた。ところがある日、何を間違えたかエメットは伝説のヒーローと勘違いされてしまう。そして、おしごと大王の邪悪な企みを阻止する救世主として、ワイルドガールやバットマンたち個性あふれるヒーロー集団と共に、危険な大冒険へ繰り出すハメになるエメットだったが…。(allcinemaより)


ほぼ全編レゴブロックで描かれるアドベンチャー・コメディ。後半の実写映像部分のためにアカデミー賞の長編アニメーション部門の規定からはずれてしまい、ノミネートは歌曲賞のみ。他の映画賞ではアニメーションと認められて賞も貰ってます。

声の出演はなかなか豪華ですよ。クリス・プラットウィル・フェレルエリザベス・バンクスウィル・アーネットリーアム・ニーソンなど。モーガン・フリーマンだけ分かりました。
監督は『くもりときどきミートボール』『21ジャンプストリート』のフィル・ロードクリストファー・ミラー

あまりレゴに詳しくないので、なぜこういう登場人物なのだろう?と最初に思いましたが(作業員とかバットマンとかガンダルフとか)最後まで見てやっと理解しました。
ストーリーも平凡な青年がヒーローとなる話かと思えば、終盤に意外な展開を見せます。ネタバレを踏まずに見ないと面白さ半減します。
おしごと大王の超兵器”スパボン”の正体がわかったところで大笑い( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
風刺も効いているので大人も楽しめますが、期待のハードルを上げてしまった私にはちょっと肩透かしでした。( ̄∀ ̄*)イヒッ
しかし、邦題の(R)は何?






リベンジ・マッチ

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GRUDGE MATCH 2013年 113分

あらすじ:80年代に全盛を誇った伝説的ボクサー、ヘンリー・“レーザー”・シャープとビリー・“ザ・キッド”・マクドネン。2人は1勝1敗で迎えた運命の第3戦を目前に、突然シャープが引退を宣言、誰もが望んだ完全決着は幻に終わった。それから30年、シャープが独り身のしがない工場労働者なのに対し、マクドネンはビジネスにも成功し悠々自適の日々。そんな2人にひょんなことから世間の注目が集まり、お調子者のプロモーター、ダンテ・スレート・Jrの計略で30年越しの遺恨試合が実現することに。やがて周囲の心配をよそに、互いにプライドを懸けリングに上がるべく必死のトレーニングを始める2人だったが…。(allcinemaより)



この映画の話を初めて聞いたときは、何の冗談?と思いましたけど( ̄∀ ̄*)イヒッ
いくら『ロッキー』と『レイジング・ブル』でボクサーを演じたとはいえ、まさかスタローンデ・ニーロが共演するとは夢にも思いませんでしたね~!

ストーリーは、いかにもスタローンが好きそうなスタローンありきなお話。それにデ・ニーロが付き合わなくても良さそうなもんですが、デ・ニーロが出ていたから見たのであって、そういうことでしょうね。

レーザーにシルベスター・スタローン、キッドにロバート・デ・ニーロ、レーザーのトレーナーにアラン・アーキン、この人選も意外。バージェス・メレディスは既に他界していますもんね( ̄∀ ̄*)イヒッ キッドの元嫁にキム・ベイシンガー、その息子に「ウォーキング・デッド」のジョン・バーンサル、など。
監督は『ロンゲスト・ヤード』『ゲット スマート』のピーター・シーガル

ロッキーへのセルフ・パロディシーンは”生卵飲み”から始まって随所に。レーザーとトレーナー、キッドと息子の間の友情や親子の情愛がベースに描かれ、最後はやっぱりホロっとしますが、デ・ニーロ勿体ない感は拭えません。
一番残念なのは、昔と同じ髪型のキム・ベイシンガー。キッドと別れた後に結婚した夫に先立たれ、昔の恋人レーザーに未練たっぷりって、どんだけ可哀想な設定って思いました(>_<)