『ハーフ・デイズ』『ラブ&ドラッグ』


アカデミー賞授賞式を観るために、今月だけWOWOW加入したつもりが、
どうやら新規加入の場合は翌月末までが1ヶ月分(初月は無料)の様で、
3月末まで見られるのなら、HDDガンガン空けておかないと!(・・A;)あせあせ
録画消化再開。今回はなぜ録画していたのかも覚えていない2作。

ハーフ・デイズ

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UNCERTAINTY 2009年 101分

あらすじ:7月4日、独立記念日。ブルックリン・ブリッジの中間にいるボビーとケイトがコインを投げると二つの1日がスタートする。まずはマンハッタン。拾った携帯電話の持ち主が目の前で殺され、ボビーとケイトは思わず逃げ出してしまう。次にブルックリン。ケイトの家族と穏やかな日を過ごす二人だったが、次々と家族の問題が浮上してきて……。(シネマトゥデイより)


2009年作ですが、公開は2012年だった様。パラレルワールドっぽいお話。
一組のカップルが過ごすまったく異なる1日のストーリーを並行して描くスリラー。
ブルックリン橋の上でカップルがそれぞれ正反対の方向に走り出す。橋を降りたところで先程別れたはずのパートナーと落ち合い、マンハッタンでの1日とブルックリンでの同じ日が描かれます。話は平行して進みますが、どちらの話か分かる様に2人の服装がグリーンとイエローで別けられています。

ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるボビーとリン・コリンズ演じるケイトは知り合って10ヶ月くらいのカップル。ケイトはどうやら妊娠3ヶ月という設定は同じ。
マンハッタンでの1日では拾った携帯からトラブルに巻き込まれ、ブルックリンでの1日ではケイトの家族と過ごす1日。

脚本はストーリーの外枠だけで、後は即興の演技での撮影だったそうです。どちらの話も展開が見えないのでそれなりに楽しめましたが、結局言いたかったことは、どちらへ進んでも結果は同じってことかな?その辺があやふやなまま終わっちゃいました。( ̄∀ ̄*)イヒッ





ラブ&ドラッグ

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LOVE AND OTHER DRUGS/LOVE & OTHER DRUGS 2010年 113分

あらすじ:イケメン・プレイボーイのジェイミーは、世界最大の製薬会社ファイザーのセールスマンに働き口を見つける。持ち前の話術で病院相手に奮闘するが、強力なライバル商品の前になかなか成績を上げられずにいた。そんなある日、病院で若年性パーキンソン病に苦しむ美女マギーと出会い急接近。ところが、次第に本気になっていくジェイミーとは対照的に、マギーは病気のことを理由に深い付き合いになることを避けてしまう。そんな中、ジェイミーは夢の新薬“バイアグラ”の販売権をどうにか手に入れると、瞬く間に成績を伸ばしていくのだが…。(allcinemaより)


難病もの。90年代の医薬品業界の実態を赤裸々に綴りベストセラーとなった若手営業マンの手記『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた“バイアグラ”セールスマン』を基にしている様ですが、どこまで実話なのかは分かりません。

ジェイミーにジェイク・ジレンホー、今までシリアスな役しか見たことがなかったのですが、今回はチャラい遊び人。似合ってます( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
マギーにアン・ハサウェイパーキンソン病に苦しむ役ですが、こういう役も上手いですよね。脱ぎっぷりも良いのでR15+。
2010年のゴールデングローブ賞、ミュージカル・コメディ部門の男優賞・女優賞にそれぞれノミネートされました。
他にオリバー・プラット、ハンク・アザレア、「SUITS/スーツ」のガブリエル・マクトなど。
監督は『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィック

ブコメディってことですが、後半にかけどんどんシリアスになっていきます。
難病のため真剣な付き合いをしたくないマギーと、そんな彼女に本気になっていくジェイミー、愛していれば乗り越えられると思っていたジェイミーが、パーキンソン病の集まりで彼女が今後どおなっていくのかを聞き、現実に直面することに。
と言ってもコメディなのでそれほど深刻過ぎることはなく、薬を売るために製薬会社がどんな努力をするのかを面白おかしく描いてもいて、最後はハッピーな終わり方です。なかなか良かったかな。