『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』 遊び心たっぷりな夢の国


映画の日、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』を2Dで観てきました!
時間帯と劇場は4DXの方が良かったんだけど、4DX料+¥1,000な上に、
3D料+¥400で¥2,500はちょっとね~。(-_-;)

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PAN 2015年 112分

あらすじ:第二次大戦下のロンドン。孤児院で暮らす12歳の少年ピーターは、いつの日か母が迎えに来てくれることを夢見ていた。ある日、彼は地下室で“別の世界で必ず会える”と書かれた母の手紙を発見する。そんな中、ピーターと親友のニブスは、孤児院の子どもたちが空飛ぶ海賊船によってさらわれていることを知ってしまう。ほどなくしてピーターもさらわれ、不思議な世界ネバーランドへと連れ去られる。そこは、冷酷な海賊・黒ひげが支配していた。母との再会を願いながらも、やがて黒ひげから追われる身となってしまったピーター。謎の若者フックや女戦士タイガー・リリーとの出会いを通して、自らの宿命を知ることになるが…。(allcinemaより)


ネバーランドの永遠の少年・ピーターパンが、どのようにしてピーター・パンになったのかというお話。

孤児ながら好奇心旺盛で利発なピーターは、孤児院の子供達が夜な夜な居なくなることを不審に思っていた。ある夜天井からロープが下りてきて、気づけば海賊船の上。
海賊船が着いた先はネバーランド。海賊・黒ひげに目をつけられ、逃げ込んだ先住民の土地で母親の話を聞いたピーターは、母を捜す決意をする。

主役のピーターにリーヴァイ・ミラー、世界一美しい男の子という宣伝文句がしっくりくる可愛らしさ。
黒ひげにヒュー・ジャックマン、メイクでぱっと見はわからないくらい。芸達者な彼なので、憎めない悪役になってます。
フックにギャレット・ヘドランド、これから来そうですよね。
タイガー・リリーにルーニー・マーラ、綺麗な顔立ちの割にクセのある役が多いですが、こういうキャラっぽい役も似合いますね。久しぶりのアクションかな。
ちらっとしか映らないので、ピーターの母がアマンダ・サイフリッドだということにエンドクレジットまで気付かず。他カーラ・デルヴィーニュなど。
監督は『つぐない』のジョー・ライト

ロンドン上空を飛ぶ海賊船にまずテンションが上がります。
イギリス空軍に追われながら、水の上を走ったり、急上昇したり。
着いた先のネバーランドの光景も幻想的。
黒ひげはニルヴァーナ歌いながら登場したりで、このためのキャスティングだったのかと思ったけれど、ミュージカルにはなりませんでした(^_^;)
ワクワク感満載で盛り上がる前半に比べ、後半はドラマ色が強くなり、母を慕うピーターとフックや黒ひげの想いも描かれ、ちょっと切ない場面も。
冒険活劇として上手くできているのに、見終わった後に何か物足りないような~。
面白かったんだけど切なさの方が勝っちゃった感じで、
ちょっと寂しい気分で終わっちゃうのが残念な作品でしたが、
お子さんも年配の方も楽しめる作品ですし、劇場向けですよ~!
3Dの方が楽しめそうですね。