『アタック・ザ・ブロック』 小粒だけど悪くない


観てから3日経つのに、まだ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を引きずっていて、
気分は毎日でも観たいくらいですがそうもいかず、
代わりに出演俳優の他作品を見ることに。

まずはフィン役ジョン・ボイエガが注目された『アタック・ザ・ブロック

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ATTACK THE BLOCK 2011年英 88分

あらすじ:南ロンドンの低所得者向け公営団地に暮らすモーゼス率いる少年5人組は、女性を脅して金品を奪うのは朝飯前の筋金入りの不良キッズ。ある時、そんな彼らの前に隕石が落下し、エイリアンが姿を現わす。驚きつつも、ひるむことなく反撃して叩き殺すモーゼスたち。死体を手に得意げに団地へと帰還する一同だったが、その直後、今度は隕石が次々と飛来し、最初の時よりも大きく凶暴なエイリアンが多数出現する。さすがに恐怖を感じて逃げ出すキッズたち。ところが、住み慣れた団地で惨劇が繰り広げられるのを目の当たりにし、もはや警察は信用も頼りにもできないと悟ったモーゼスたち。ついに彼らは自分たちだけで町を守ると決意を固め、無数のエイリアンに反撃するべく勇気を振り絞って立ち上がるのだった。(allcinemaより)


エドガー・ライトらが製作総指揮、『アントマン』のジョー・コーニッシュ監督作。
クエンティン・タランティーノが2011年のベストの1作にあげた作品。

ブロックの意味は団地、エイリアンに襲われる公営団地に住む少年たち。
ストリート・ギャングのモーゼスたちは、隕石から出てきたエイリアンに襲われ、反射的に殺してしまう。その後、次々とロンドンに隕石が落ち、中から現れた狼のようなエイリアンにモーゼスたちが住む団地が襲われ始める。

モーゼス役ジョン・ボイエガの映画がデヴュー作。彼も英国俳優だったんですね。
他の俳優さんたちは知らないのですが、ニック・フロストが出ています。

仲間と連んで、女性を襲って金品を奪ったり、マリファナをさばいたりと、最初は憎たらしいストリート・ギャングなんですが、自分の仲間や団地の住人が襲われると、命を張っても助けようとするので、段々応援したくなってきます。
彼らにとって団地の住人は家族なんですね。
グロ描写はそれほどはないのですが、死人も出て割と真面目な展開。
なぜエイリアンが襲ってくるのかの理由もなんとなく納得できるような~( ̄▽ ̄)
ラストもなんとなく高揚感があり、死人が出る割には明るいです。( ̄∀ ̄*)イヒッ