『ウォーム・ボディーズ』『デンジャラス・バディ』『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』『世界の果ての通学路』『サマーウォーズ』


年末押し迫ってきたので、最近自宅鑑賞した映画のレヴューをまとめて。
同じようなカテゴリーの作品を見てからUPするつもりが時間切れ!(>_<)


ウォーム・ボディーズ

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WARM BODIES  2013年 98分

あらすじ:
近未来の地球。街にはゾンビがあふれ、生き残った人間は砦を築いて身を潜める日々を送っていた。ゾンビの中には完全に感情や思考能力を失い、ひたすら獰猛な“ガイコツ”と呼ばれる種族も跋扈していたが、Rは、今はまだわずかに人間らしい意識を残すゾンビの青年。ある日、仲間のゾンビと食料を求めて人間狩りに出向いたRは、物資調達に来ていた人間たちを発見するが、思いがけず一人の女の子ジュリーに一目惚れしてしまう。そして、ゾンビに囲まれ絶体絶命の彼女を助けるという行動に出る。最初はRに恐怖しか感じていなかったジュリーだったが、彼のつたないながらも純粋な優しさに触れ、次第に心を開いていく。そんなジュリーとの交流を重ねる中で、ある変化が生じていくRだが…。(allcinemaより)



人間の女の子に恋した純情ゾンビ青年の一途で不器用な禁断の恋の行方を描いた、
青春ロマンティック・ゾンビ・ラブコメディ。

主演のゾンビ Rにニコラス・ホルト、ジュリーにテリーサ・パーマー。ジュリーの父にジョン・マルコヴィッチ、ゾンビ Mにロブ・コードリー
監督は『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョナサン・レヴィン

単純に面白かったですね。ゾンビと言ってもニコラス・ホルトなので可愛いし、それほどグロ描写もありません。人間の脳を食べることによって、相手の記憶を感じるとか、胸がキュンとしてハートビートなど、ほっこりさせるエピソードが微笑ましい。
シリアス・ハードなゾンビ物が多い中、ハッピーエンドに終わるのも好きです♪






デンジャラス・バディ

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THE HEAT  2013年 118分

あらすじ:
生真面目な上に傲慢で同僚からも疎まれるFBI捜査官のアッシュバーン。彼女はある日、上司からボストンの麻薬組織の捜査を命じられ、野心満々で現地へ向かう。そこに待っていたのは、口が汚く粗野で野蛮なボストン警察の問題児、マリンズ刑事だった。まるでソリが合わない2人は、衝突を繰り返しながらも次第に組織の核心へと迫っていくが…。(allcinemaより)



ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督作。
メリッサ・マッカーシーサンドラ・ブロックのバディムービー。

メリッサ・マッカーシーサンドラ・ブロックもお得意のキャラ設定で頑張っているのだけれど、タイプキャスト過ぎると感じてしまう。こういう如何にもわかりやすいのが笑える場合もあるのだけれど、サンドラはそろそろこういう役は卒業していい年頃だし、メリッサは下品にしなくても十分笑わせられることがわかっているから、ヤリ過ぎにはしらけてしまう。邦題と同じく安直な作り。






シェフ!~ 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~

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COMME UN CHEF  2012年仏 84分

あらすじ:
パリ有数の高級フレンチレストラン“カルゴ・ラガルド”。長年三ツ星を守ることが出来たのは、ベテランシェフ、アレクサンドル・ラガルドのおかげ。ところが、そのアレクサンドルが突然のスランプで、来たる審査会を前に店は窮地に陥っていた。ある日、アレクサンドルは老人ホームでペンキ塗りの仕事をしていた青年ジャッキー・ボノと出会う。彼は一流の舌を持ち、有名シェフのレシピを数多く記憶する天才料理人だったのだ。しかし生意気な性格が原因で、どのレストランでも長続きしなかった。そんな時、アレクサンドルに腕を見込まれ、彼の助手に抜擢されるジャッキーだったが…。(allcinemaより)



ジャン・レノ扮するスランプ気味の一流シェフが、気難しい天才若手シェフと力を合わせて店の三ツ星を死守するために奮闘する。若手シェフにミカエル・ユーン
監督はダニエル・コーエン

久しぶりに見るジャン・レノは、やはり年を取ったなと感じます。ストーリー的には悪くはないと思うけど、中盤でジャン・レノたちが日本人に扮する描写があり、あまりの酷さにドン引き。それ以外は軽く楽しめるコメディ・サクセスストーリー。






世界の果ての通学路

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SUR LE CHEMIN DE L'ECOLE/ON THE WAY TO SCHOOL  2012年仏 77分

解説:
マサイ』のパスカル・プリッソン監督が、危険な道のりを毎日何時間もかけて学校に通う子どもたちの通学風景に密着した驚きと感動の教育ドキュメンタリー。アフリカのサバンナや南米のパタゴニア平原など世界中から選りすぐった過酷な通学路4つを紹介し、苦労してでも学校に通い続ける子どもたちとその家族の思いと教育の意義を見つめていく。(allcinemaより)


珍しくドキュメンタリー。
毎日数時間掛け危険な道のりを学校まで通う世界の子供達。
その純粋さいじらしさ、教育の原点ともいえるものに心打たれます。






サマーウォーズ

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2009年 114分 

あらすじ:
仮想都市OZ(オズ)が人々の日常生活に深く浸透している近未来。小磯健二は天才的な数学の能力を持ちながらも内気で人付き合いが苦手な高校2年生。彼は憧れの先輩、夏希から夏休みのアルバイトを頼まれ、彼女の田舎、長野県の上田市を訪れる。そこに待っていたのは、夏希の親戚家族“陣内(じんのうち)家”の個性溢れる面々。この日は、夏希の曾祖母で一族を束ねる肝っ玉おばあちゃん、栄の90歳の誕生日を祝う集会が盛大に行われていた。その席で健二は夏希のフィアンセのフリをする、というバイトの中身を知ることに。そんな大役に困惑し振り回される傍ら、その夜健二は謎の数字が書かれたケータイ・メールを受信する。理系魂を刺激され、その解読に夢中になる健二だったが…。(allcinemaより)



人気の細田守監督作の初鑑賞。
気弱な理系少年の思いも寄らぬひと夏の大冒険を描くSF青春アドベンチャー

ひょんなことから片田舎の大家族と夏休みを過ごすハメになった17歳の少年が、仮想空間に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かう。

TV放映を流し見するつもりが、面白くて見入ってしまいました。
青春恋愛ものの可愛らしさに微笑み、田舎の大家族の家族模様に和み、人工知能が巻き起こす世界崩壊へ驚き、一家総出で知力を結集して人工知能と戦うところは手に汗握ります。
細田監督の他の作品も見たくなりましたね。