『アイアムアヒーロー』 予想以上の健闘


GW真っ只中!カレンダー通りの休みですが、特にどこへ出かける予定もないので、
衣替え・冬グッズの片付け含む家事以外は割とのんびりしています。
珍しく邦画を映画館で観ました!
と思っていたけど、2月に『信長協奏曲』観てましたね( ̄∀ ̄*)イヒッ


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アイアムアヒーロー 2015年日本 127分

あらすじ:漫画家アシスタントとして最低な日々を送る35歳の鈴木英雄。ある日、徹夜仕事から帰宅した英雄は、異形の姿に変貌した恋人に襲われかける。辛くも逃げ出した英雄は、同じように異形の者が人々を次々と襲い、襲われた人間もまた異形の者へと変貌していくさまを目の当たりにする。やがてそれは“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれ、謎の感染パニックが日本中で起きていることが分かってくる。標高が高いところは感染しないという情報を頼りに富士山を目指した英雄は、その道中で女子高生の比呂美と出会い、ひょんな成り行きから一緒に行動を共にするのだったが…。(allcinemaより)



ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭でグランプリ(ゴールデンレイヴン賞)受賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、ポルト国際映画祭観客賞(ポルトガル)で観客賞受賞、世界三大ファンタスティック映画祭制覇。

↑というので観に行こうかと思い立ちました( ̄∀ ̄*)イヒッ
が、グロ描写が酷いと聞いてちょっと躊躇。ジャパニーズホラーはまったくダメだし、以前『ファイナル・デッドコースター』をほとんど見られなかった思い出が(>_<)
結局、好奇心が勝って観に行きましたけど、妹を誘いました。(^_^;)

突然、ZQNと呼ばれる謎のウィルスに感染した者が現れ、ZQNに噛まれると感染します。この辺は一般的なゾンビと同じですね。『ワールド・ウォーZ』なみの感染スピードの速さと身体能力を持ち、音に反応して集まります。倒すには頭部を潰すこと。

原作は現在連載中の花沢健吾の同名漫画。脚本は『重版出来!』の野木亜紀子
監督は『GANTZ』『図書館戦争』シリーズの佐藤信
キャストは主人公鈴木英雄に大泉洋、女子高生早狩比呂美に有村架純、看護師藪に長澤まさみ、その他吉沢悠岡田義徳片瀬那奈片桐仁マキタスポーツ塚地武雅徳井優村松利史など。

あまり期待値を上げないでおこうと思っていたのですが、予想以上に面白かったです。グロ描写もかなりあるのですが、来そうなところは視線を逸らすとかで対処できました。まあ、頭が吹き飛ぶとかは大丈夫なので( ̄∀ ̄*)イヒッ
富士山へ向かう途中立ち寄ったアウトレットモールで起こる騒動など、ジョージ・A・ロメロ作品を思い出します。
ヘタレな人間が急にヒーローになるのではないリアルさが良いです。共感しつつ見ていると最後の大逆転にドキドキするやらホッとするやら(;-_-) =3 フゥ
陸上選手が効いていましたね。
派手な見せ場もしっかりあり、よく出来ていると思いました。
TV放映は難しそうな描写有りなので、劇場で観ておいて良かったかも( ̄▽ ̄)