『ガンズ＆ゴールド』 『メカニック』
ハードボイルドなクライム・スリラー２本。師弟もの。
『ガンズ＆ゴールド』
SON OF A GUN 2013年オーストラリア 109分
『ガンズ＆ゴールド』
あらすじ：オースラトリア、パースの刑務所。ここに、軽罪で送られてきた若者ＪＲ。さっそくレイプが横行している獄中で格好の標的に。そんな窮地を、長期服役中の囚人ブレンダンが救う。彼に犯罪の才能を感じ取り、自ら庇護者を買って出て、その身を守るとともに師弟関係を築くのだった。やがて半年の刑期を終えて出所したＪＲは、ブレンダンの指示で犯罪組織のボス、サムと接触、彼の協力でブレンダンを脱獄させることに成功する。サムが脱獄に手を貸したのにはワケがあった。彼は、金鉱の精錬所にある金塊を狙っており、その強奪計画を成功させるためには、どうしてもブレンダンの力が必要だったのだ。こうして金塊強奪計画の準備に取りかかるブレンダンとＪＲだったが…。（allcinemaより）
刑務所の中でできた師弟関係、よくあるパターンではありますね。
『預言者』ほどシビアでもないけど、なかなかハードボイルドでエンタメとして十分面白い。
ムショの中では手下だったのが、出所後は自分の才覚で手下の存在から卒業するってよくあるストーリーではあるけれど、悪くないです。
若く見えるのでどちらかというと使われる側だったユアン・マクレガーが、使う側なのも感慨深い。ちょっと渋みも出してて良ろしい。（￣∀￣*）ｲﾋｯ
主役は『キング・オブ・エジプト』のブレントン・スウェイツ、共演には今旬のアリシア・ヴィキャンデル。監督はジュリアス・エイバリー。
あらすじ：決して殺人の痕跡を残さない正確無比な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれる殺し屋、アーサー・ビショップ。雇い主から新たに示されたターゲットは、彼の親友ハリーだった。それでもプロに徹して仕事を遂行したアーサー。後日、ハリーの葬儀に出席した彼は、ハリーの息子で荒んだ生活を送るスティーブと再会する。父を殺した犯人に復讐がしたいと血気にはやるスティーブを放っておけず、彼を助手として受け入れ、殺し屋としてのノウハウを叩き込んでいく。ハリーの死の真相がいつ露見するかも分からない上、未熟なパートナーが出来たことで、ミッション遂行に余計なリスクがつきまとうことになるアーサーだったが…。（allcinemaより）
チャールズ・ブロンソン主演で72年に製作された同名作のリメイク。
ブロンソンにはあまり興味なかったので、オリジナルは見てないのかも。
ステイサムは嫌いではないんですけどね。(^_^;)
殺し屋イサムの元へ弟子になりたいと言って来た親友の息子に『インフェルノ』のベン・フォスター。
ストーリーはオリジナルの年代から少し古い気もしますが、
親友から頼まれた息子を放っても置けないし油断もできないイサムという設定がスリリングで面白かったです。
監督は『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト。
今作の世間の評判は割と高いのだけれど、続編は全くテイストが違うらしいですね。
