『荒野の七人』 何度見ても楽しい♪


マグニフィセント・セブン』を観たら、また見直したくなったので、
DVD引っ張り出してきました。

DVDも特別編とか出る度に買い直していましたが、
ミニ復刻版パンフレットが付いているのを買った時点で打ち止め。( ̄▼ ̄;アハッ・・

 
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THE MAGNIFICENT SEVEN 1960年 128分

あらすじ:
無法者の一団に、貢ぎ物を強要されている寒村があった。村人は少ない金を出し合い、無法者たちを撃退するガンマンを雇おうと決意する。そして、村人の願いを受け、凄腕の7人の男たちが集まった……(allcinemaより)


黒澤明監督の『七人の侍』の西部劇リメイク版。
どちらも古典の名作ですが、私はこちらを先に見たのと、くどくど見ているので、
こちらの方が好き。まあスティーヴ・マックィーンが出てるからですが、
七人の侍』は菊千代が強烈すぎて衝撃でした。(^_^;)

毎年収穫時期になると野盗の一団が現れ、収穫物を奪われてしまう。
年々エスカレートしていく野盗に、とうとう村人は対抗すべく武器を求めに出かける。村人から窮状を聞いたクリスはガンマンを雇うことを勧め、仲間探しを始める。

リーダー格のクリスにユル・ブリンナー、最初は彼が監督する予定だったとか。
偶然クリスと知り合い仲間に加わることとなったヴィンにスティーヴ・マックィーン、ユーモアで和ませます。リアルさにこだわった細かい仕草が好き。\(//∇//)\
寡黙なナイフ投げの名人ブリットにジェームズ・コバーン、子供に好かれるオライリーチャールズ・ブロンソン、ニヒルな伊達男リーにロバート・ヴォーン、儲け話と勘違いしたハリーにブラッド・デクスター、農民の出でガンマンになりたいチコにホルスト・ブッフホルツで七人。
野盗の首領カルベラにイーライ・ウォラック
監督・制作にジョン・スタージェス

リメイク版より尺が5分短いけれど、こちらの方が内容が詰まっている気がします。
ガンファイトシーンより、ドラマ部分の方が分量が多いですからね。
とても少ない報酬なのに村へやってきた七人は、説明はないですが、それぞれ居場所がなく追い詰められた状態なのが分かります。、村人を助けるために色々教えたり、一緒に過ごすうちに、村に居場所を見つけるんですね。
助けにやってきたはずが、助けられたり、子供に懐かれたり、村の娘に好かれたり。
裏切られても村へ戻って野盗と戦ったのは、本当の意味で生きる場所(死に場所)を見つけたんでしょうね。
ガンファイトシーンはリメイクのように派手でもないけれど、それぞれの最後に涙(T . T)
”村に吹いた風”と例える村の長老の言葉も味わい深く、潔い清々しいラストも良い。
未見の方も再見の方も、この機会にぜひ!