『インサイド・ヘッド』『リトルプリンス 星の王子さまと私』


今年もアカデミー賞授賞式のため、WOWOWへ加入。
そんなわけで、またHDDの容量との戦いの日々。( ̄∀ ̄*)イヒッ


インサイド・ヘッド

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INSIDE OUT 2015年 94分

あらすじ:
11歳の女の子ライリーの頭の中にはヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの5つの感情がいた。彼らは司令室に集まり、リーダーのヨロコビを中心に、いつもライリーが幸せでいられるようにと奮闘していた。しかし、それぞれに大事な役割を持っていた感情たちだったが、カナシミだけは誰もその役割が分からなかった。そんなある日、父の仕事の都合で引っ越しを経験したライリー。環境の変化に戸惑い、心が不安定に。そして、ふとしたトラブルでヨロコビとカナシミが司令室から吸い出されてしまう。ヨロコビとカナシミが消え、司令室は大混乱。おかげでライリーの様子もおかしくなってしまう。一方、早く司令室に戻らねばと、広大な頭の中で右往左往するヨロコビとカナシミだったが…。(allcinemaより)



2015年第88回アカデミー賞脚本賞ノミネート、長編アニメーション受賞作品。

11歳の少女ライリーの頭の中の司令室で、彼女の成長を見守っていたヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリの5つの感情たち。
ある日ヨロコビとカナシミが司令室から消え、正しい指令を出せなくなったためライリーの生活がメチャメチャに。

字幕版の吹替キャストで両親役はカイル・マクラクランダイアン・レインでした。
監督は『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター

人間の喜びや悲しみなどの感情をキャラクター化した話というのを最初に聞いたときは、奇抜なアイデアに大丈夫かと思ったけれど、なかなかよく考えられている話でした。人にはなぜ悲しみというネガティブな感情が必要なのかが描かれています。
大切な思い出が人格のベースを作っていたり、不必要になった思い出が消えていったり、脳のシステムがわかりやすくアニメ化されていて面白いし、つい自分の思い出と重ねてしまってウルウルきたり。( ;  ; )
アカデミー賞受賞も納得の作品だと思うけれど、自分を犠牲にしたビンボンについて、後で何かフォローして欲しかったな。






リトルプリンス 星の王子さまと私

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THE LITTLE PRINCE 2015年仏 107分

あらすじ:娘の将来を思う母親の押しつけの愛情によって勉強漬けにされていた孤独な9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越した彼女は、ひょんなことから隣に住む風変わりなおじいさんと親しくなる。かつて飛行士だったおじいさんが語ってくれる小さな王子さまの物語にすっかり夢中になる女の子。ところがある日、おじいさんは病に倒れてしまう。そこで女の子は、王子さまに会っておじいさんを助けてもらおうと、おじいさんのプロペラ機に乗り込み大冒険へと飛び立つのだった。(allcinemaより)


サン=テグジュペリの「星の王子さま」の後日談。
星の王子さま”と出会った飛行士が老人になり、隣の家の女の子にその話をします。
「星の王子様」原作の話の部分はストップモーションアニメ、現在の少女と老飛行士の話の部分はCGアニメで描かれています。

字幕版の声のキャストは、少女の声を『インターステラー』のマッケンジー・フォイ、飛行士がジェフ・ブリッジズ、お母さんにレイチェル・マクアダムス、王子がポール・ラッド、他ジェームズ・フランコベニチオ・デル・トロマリオン・コティヤールポール・ジアマッティ、リッキー・ジャーヴィスアルバート・ブルックス
監督は『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン
こちらも字幕版で見たかったのですが、残念ながら吹替版の放送のみ。
でも吹替版も良かったですよ。

実は「星の王子様」を読んでません。(・・A;)あせあせ
この映画の予告を見たときは、これは絶対号泣案件だと思っていたのですが、
原作の内容も知らないし、どのような展開になるのか想像もつかなかったので、
中盤は泣くどころではなかったんですけど、やはり最後には泣かされました。(T ^ T)
みんな、いつかは旅立っていくんですよね。
でも悲しい話ではなかったですよ。