『ザ・ブリザード』『モンスター上司2』


撮っては見て消す生活。
クリス・パイン出演作2本

ザ・ブリザード

イメージ 1
THE FINEST HOURS 2016年 118分

あらすじ:
猛烈な吹雪と高波に襲われた冬の海で巨大タンカーが難破。船体は真っ二つに折れて船首側はすぐに沈没してしまう。一方、船尾側もいつ沈没してもおかしくない状態の中、乗組員たちは懸命に沈没を食い止め、救助を待つ。やがて若き沿岸警備隊隊員バーニーと3人の仲間たちが、自らの危険を顧みず小型救助艇での救助活動を決行する。恐ろしい高波に立ち向かい、コンパスを失いながらも、タンカーを目指して救助艇を進めるバーニーだったが…。(allcinemaより)


1952年に実際にあったタンカーの救出劇の映画化。
嵐の中で真っ二つになってしまった巨大タンカーを、猛吹雪の中小型救助艇で助けに向かう沿岸警備隊。自殺行為と言われながらも結婚を約束した恋人を残し救助に向かう隊員バーニー。

沿岸警備隊隊員バーニーにクリス・パイン、規則重視の控えめな真面目な役どころ。
バーニーの恋人ミリアムにホリディ・グレンジャー、同僚にベン・フォスター、新参者の上司にエリック・バナ、タンカーの一等航海士にケイシー・アフレック、他グレアム・マクタヴィッシュなど。
監督は『ラースと、その彼女』のクレイグ・ギレスピー

荒れ狂う海と波が迫力の映像でした。
半分になってしまったタンカー内で、パニックに陥りながらも沈没させないように奮闘するタンカーの乗組員。
沖へ出るのさえ困難な中、サーフィンの様に波に乗りながら上半身は波を被る小型救助艇で向かう沿岸警備隊員、の2つのドラマが並行します。
沿岸警備隊は波を避けるシーンは凄いのだけれど、羅針盤が壊れ、タンカーが停電で真っ暗な海の中、あっさりタンカーを見つけ、タンカーから救助艇に乗り込む大変さの後は、店員12名の救助艇に32名乗っているにも関わらずすんなり帰ってきて、尺の問題もあるだろうけど、ちょっと軽い。
逆にタンカー内のシーンは、ケイシー・アフレックの演技で深みが出たかな。
エリック・バナは良いとこなし。残念。
ちょっと軽い気もするけど、パニックものとしてもドラマとしても面白かったです。







モンスター上司

イメージ 2
HORRIBLE BOSSES 2 2014年 108分

あらすじ:
前作で憎き上司から解き放たれたニック、デール、カートの3人は、会社から独立して起業することに。ところが悪徳投資家のハンソン親子にすっかり欺されてしまい、彼らは全財産を失ってしまう。前の騒動でもアドバイスを受けたディーンに相談した3人は、とんでもない作戦を提案される。それはハンソンの息子、レックスの誘拐だった。果たして彼らは会社を取り戻すことができるのか…!?(allcinemaより)



こちらは日本未公開だったんですね。
個人的には前作より面白かったんですけどね。

モンスター上司を持っていたことから団結した3人は起業し、開発したシャワーヘッドが話題に。売り込み先のハンソンに騙され、多額の借金を背負ってしまった彼らは、身代金目当てにハンソンの息子を誘拐するが・・・・・。

前作に引き続き3人組は、ジェイソン・ベイトマンジェイソン・サダイキスチャーリー・デイ
今回の相手はハンソン親子、父はクリストフ・ヴァルツ、息子はクリス・パイン
前作のモンスター上司ケヴィン・スペイシージェニファー・アニストンに加え、ジェイミー・フォックスも同じ役で出演。
監督はショーン・アンダース

クリパは今回バカ息子役。なかなか濃ゆい親子だけれど、前作の上司たちに比べると大人しく感じる。前作の上司たちは今作でも強烈。
相変わらず下ネタも多く、しっかりブラック・コメディー。
このシリーズはジェイソン・ベイトマン目当てなので、特に多くは求めません。
ラストのオチは良かった。