『グレートウォール』 もっとトンデモ映画かと思えば、案外マトモでした( ̄∀ ̄*)イヒッ


アカデミー賞授賞式の時に、マット・デイモンが司会のジミー・キンメルから、
トンデモ映画と冷やかされていた『グレートウォール
どれくらいトンデモなのか気になったので、松山では上映ないので、往復車で3時間掛けて、TOHOシネマズ新居浜まで観に行ってきました~!(3D字幕版)
こういうのは映画館で観ないといけません!( v ̄▽ ̄)

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長城/THE GREAT WALL  2016年米/中 103分

あらすじ:
金と名声のために強力な武器を求めて世界を旅する傭兵、ウィリアム。ある時、中国で正体不明の獣に襲われるも、相手の腕を切り落として危うく難を逃れる。その後、万里の長城で中国の警備隊に拘束されるが、ウィリアムが切り落とした腕に興味を示した軍師ワンの取りなしで処刑を免れる。ウィリアムが遭遇した獣は饕餮(とうてつ)と呼ばれる、60年に一度現われて人類を襲うという伝説の怪物だった。万里の長城は、その大襲来を食い止めるために築かれたのだった。そして、今まさに饕餮の襲来が始まろうとしていて、中国全土から戦士が集結していた。そんな彼らの姿に突き動かされ、自らも恐るべき怪物との戦いに身を投じていくウィリアムだったが…。(allcinemaより)



監督は『HERO』『LOVERS』、北京オリンピックのセレモニーの演出もしたチャン・イーモウ、脚本にジェイソン・ボーンシリーズのトニー・ギルロイレジェンダリー・ピクチャーズ制作。

万里の長城は60年ごとに襲ってくる怪物を防ぐためのものだったという歴史ファンタジー・アクション大作。

火薬を仕入れるために旅をしていた傭兵ウィリアムにマット・デイモン、一緒に旅をして来たトバールに「ゲーム・オブ・スローンズ 第4章」でオベリン・マーテル役のペドロ・パスカル、25年前から万里の長城に居たというバラードにウィレム・デフォー、軍師ワンにアンディ・ラウ、司令官メイに『キングコング:髑髏島の巨神』にも出ていたジン・ティエン、他ルハンなど。

103分という短い尺のほとんどが戦闘シーン。
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』のヘルム峡谷の戦いの場面だけを映画にした感じ。
ワールド・ウォー Z』の作者マックス・ブルックスが原案を考え、ルーカスフィルムILMがビジュアルエフェクトを担当し、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのWETA・ワークショップが武器などの小道具を担当していると聞くと、大体映画の想像がつくかも。
見どころは~まず、饕餮(とうてつ)という怪物の造形が面白い。女王を中心として成り立っていて、女王、護衛兵的なのと歩兵的なのでまた形が違う。
万里の長城の要塞の仕掛けが面白い。秘密と言っていた割に惜しげも無く見せてくれました。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
中国の兵士たちの攻撃の仕方が面白い。役割ごとに色分けされた隊が美しい。バンジージャンプ攻撃は、綺麗だけれど餌にしかならない気はしたけど。( ̄∀ ̄*)イヒッ
マット・デイモンペドロ・パスカルのバディコンビは悪くはないけど、居なくても十分だった気はするし、ウィレム・デフォーの使い方はもうちょっと考えて欲しかったけど、久しぶりにアンディ・ラウも見られたので良かったです。( ̄ー ̄)
シンプルにアクションを楽しめる1作。ハマる人はハマりそう。
万里の長城や風景も美しいので、観るならぜひ劇場で!