『キング・アーサー』 スラムのガキから王になれ!



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KING ARTHUR: LEGEND OF THE SWORD 2017年英/豪/米 126分

あらすじ:
幼いときに両親を殺された少年アーサー。自分が王家の血を受け継ぐ者とも知らず、過酷なスラム街での生活をたくましく生き抜いてきた。優しくタフな男へと成長した彼は、聖剣“エクスカリバー”を引き抜いたことをきっかけに自らの出自を知る。そして亡き父ユーサー王の敵を討ち、王の座を奪還すべく、叔父である暴君ヴォーティガンに立ち向かうことを決意するアーサーだったが…。(allcinemaより)


アーサー王伝説をモチーフとしたソードアクション・エンターテインメント。
アーサー王の話といえば12人の円卓の騎士が一番思い浮かぶ気がしますが、
実在した人物なのか、架空なのかもはっきりせず、描く人によって内容も様々。
英国の英雄として人気のある話なので、関連する映像化作品も多数。
最近では、クライヴ・オーウェン主演の2004年版『キング・アーサー』など。
今作ではスラムで育った青年が運命に導かれ王座を取り戻すお話。

ヴォーティガンは王座を手に入れるため王である兄を暗殺。殺されずに逃げ延びた王の息子アーサーがロンディニウム(現在のロンドン)のスラム街でたくましく成長した頃、聖剣エクスカリバーが現れ、ヴォーティガンは国中の青年に剣を引き抜けるか試させ、アーサーを見つけようとする。

アーサーにチャーリー・ハナム、父にエリック・バナ、叔父であるヴォーティガンにジュード・ロウ、父の家臣のビルにエイダン・ギレン、ベティビアにジャイモン・フンスー、メイジ(魔術師)に『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のアストリッド・ベルジュ=フリスベ、ルビオに『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のフレディ・フォックス、パーシヴァルにクレイグ・マクギンリー、ウェットスティックにキングズリー・ベン=アディル、グレービアードに『ホビット 竜に奪われた王国』でビョルンだったミカエル・パーシュブランド、ジョージにトム・ウーなど。
デヴィッド・ベッカムも出てます。
監督は『シャーロック・ホームズ』『コードネーム U.N.C.L.E.』のガイ・リッチー

↑にも書いたように、アーサー王のお話は映像化されたものも観ているし、読んだこともあると思うのだけれど、よく覚えておらず。( ̄∀ ̄*)イヒッ
円卓の騎士の名前もあやふや。( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
なので、まるっきり新鮮に観られました。
ロード・オブ・ザ・リング』のような壮大なバトルシーンあり、「ゲーム・オブ・スローンズ」のようなファンタジーの趣もあり、アメコミっぽさを感じるところもあり、まさにエンタメ。
お得意の緩急つけたアクションシーンはもちろん、アーサーの成長過程のスピーディーな見せ方、説明シーンのリズミカルさなど、ガイ・リッチー監督らしさ満載。
アフリカ系やアジア系がアーサーの周りにいる今風の演出や、オリジナルなストーリーに違和感がある方もいるかもしれませんね。まあそこもガイ・リッチー
ジュード・ロウの悲しい悪役っぷりも最高で、大変楽しく面白く観ました。
当然続編もできそうなのですが、Wikipediaを見ると6部作の1話目と書いてあって、
本当に6作も作るの?Σ(・ε・|||)え!