『ワンダーウーマン』 神秘・力・勇気
あらすじ:女性だけが暮らすアマゾン族の島に生まれ育ったプリセンスのダイアナ。最強の戦士になるべく、日々過酷な訓練に打ち込んでいた。そんなある日、外界から隔絶されているその島に、アメリカ人パイロット、スティーブ・トレバーが乗る飛行機が不時着する。初めて見る男の姿に興味津々のダイアナだったが、スティーブから外の世界では大きな戦争が勃発し、ドイツ軍が開発中の兵器によって破滅の危機が迫っていることを知る。そこで自らドイツ軍の恐るべき野望を阻止すべく、スティーブとともに島から旅立ち、イギリスへと渡ったダイアナだったが…。(allcinemaより)
『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』に続く”DCエクステンデッド・ユニバース”(DCEU)シリーズの第4弾。
『バットマンvsスーパーマン』で初登場したワンダーウーマンの単独主演映画。
ワンダーウーマンの生い立ちからのビギニング。
女性ヒーロー映画ということと女性監督ということから、事前にブーイングもあったみたいですが、開けてみれば世界的に大ヒット。
さて日本ではどうかな。
ワンダーウーマンことダイアナ・プリンスはもちろんガル・ガドット、ダイアナの母ヒッポリタにコニー・ニールセン、叔母アンティオペにロビン・ライト、初めて島に辿り着いたスティーヴ・トレバーににクリス・パイン、仲間のエッタにルーシー・デイヴィス、サミーアにサイード・タグマウイ、チャーリーに『T2 トレインスポッティング』のユエン・ブレムナー、酋長にユージーン・ブレイブ・ロック。
ドイツ軍のルーデンドルフ将軍にダニー・ヒューストン、イザベル・マル博士/ドクター・ポイズンにエレナ・アナヤ、英国のモーガン卿にデヴィッド・シューリス。
監督は『モンスター』のパティ・ジェンキンス。
リンダ・カーターがTVシリーズでワンダーウーマンを演じていたのは知っていても見たことはなく、アメコミも読んでいないので、この映画で初めてワンダーウーマンとはこういう素性の人で、だからこんなにパワフルなんだ~と分かりました。(^_^;)
ストーリー展開も分かりやすいし、ガル・ガドット演じるダイアナは無垢な感じがよく出ていて、どの衣装も素敵だしアクションもカッコいい。ただ演技はまだこれからかなという感じ。スティーヴを演じたクリス・パインは申し分なし!
デヴィッド・シューリスが出てきたのは嬉しいサプライズだったけれど、まあ、基本癖のある役をする役者さんなので、出てきた途端にどっちサイドかなぁ~と疑ってかかりますよね。( ̄∀ ̄*)イヒッ
第一次世界大戦中のまだバリバリの男性世界や人間の愚かさにショックを受けつつも、人間を救うため世界から戦いを無くすと誓い、成長していくヒーロー。
配役に人種に対する配慮も感じられるし、全ての人に生きる意味があるというメッセージ性も良いし、ヒーロー映画としてもしっかり楽しめます。
ただ個人的には、今年の夏のエンタメ大作、パイレーツにしてもトランスフォーマー、スパイダーマン、どれも及第以上の面白さなんだけれど、もひとつ共感性や感動がないのですよね~。(;-_-) =3 フゥ 目が肥えすぎ?( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
2009年の『スター・トレック』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を観た時の様な感動が最近ないなぁ~。
DCだとバットマンvsスーパーマンは結構胸打たれたんですけどね。(^_^;)
↑が特別に自分の琴線に触れたのかもですけど、入り込むほどはハマれませんでした。
困ったもんです。( ̄∀ ̄*)イヒッ