『スパイ・レジェンド』『ザ・ゲスト』


政府の陰謀系2本

スパイ・レジェンド
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THE NOVEMBER MAN 2014年 108分 R15+

あらすじ
かつて“ノベンバー・マン”というコードネームでその名を轟かせた伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー。元同僚で愛していたナタリアの危機を知り、自ら“回収”すべくモスクワへ飛ぶ。しかしナタリアは、彼の目の前で殺されてしまう。その殺害を実行したのは、なんとデヴェローがCIA時代に教育した愛弟子メイソンだった。やがてロシア大統領選を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていくデヴェローだったが…。(allcinemaより)



ビル・グレンジャーの小説「ノヴェンバー・マン」の実写化。
引退した元スパイが昔馴染みの同僚から連絡を取りたいと言われ会いに行くが、会った途端に同僚は殺され、殺したのは元部下だった。

ピアース・ブロスナン主演。彼を見たのは『ゴーストライター』以来かなぁ~と思っていたら、『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』も『I AM スティーヴ・マックィーン』にも出てたのをすっかり忘れてる。(・・A;)あせあせ
共演にオルガ・キュリレンコウィル・パットン、ルーク・ブレイシーは最近どこかで見たなと思えば『ハクソー・リッジ』のスミティでした。
監督は『バンク・ジョブ』のロジャー・ドナルドソン

ブロスナン演じる元スパイの身のこなしに隙がないのは当たり前。染み付いてるんだろうなぁ~。( ̄▽ ̄) 
元ボンドガールのオルガも見せ方が分かっている感じで、この辺は見ていて楽しいし、サスペンス仕立てだけれどしっかりスピード感のある展開も良い。
師弟対決っぽい設定も悪くはないけれど、中盤のルークの彼女を傷つけるところや、同業者とはいえ殺しまくるところはちょっと違和感。
ボンド映画ならエンタメだと割り切れるけど、リアルな設定では雑に感じる。
しかしブロスナン自身は、もうスパイ役は十分と思ってるんじゃないのかなぁ?
( ̄∀ ̄*)イヒッ





ザ・ゲスト
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THE GUEST 2014年 100分 R15+

あらすじ
イラク戦争で息子ケイレブを亡くし、悲嘆に暮れるピーターソン一家。ある日、そんな一家のもとを一人の青年が訪れる。デイヴィッドと名乗るその青年はケイレブの戦友で、彼の最期の言葉を伝えるためにはるばるここまでやって来てくれたのだ。一家はこの礼儀正しい好青年を家に招き入れ、ゲストとしてもてなすことに。こうしてピーターソン家にしばらく滞在することになったデイヴィッドは、家族の問題を一つひとつ解決していき、彼らの心を捉えていく。そんな中、長女のアナは徐々にデイヴィッドに対する違和感を抱き始めるが…。(allcinemaより)



ある日戦死した息子の戦友が訪ねてくる。ゲストとして滞在するうち好青年の彼を家族は気に入るが、周囲で事件が起こり始める。

ゲストとなるデイヴィッドに『美女と野獣』のダン・スティーブンス、「ダウントン・アビー」の時にはぽっちゃりだったのにグッと引き締めてます。
他『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のマイカ・モンローリーランド・オーサー、『ジョン・ウィック』シリーズのフロントマン、ランス・レディックも。
監督はハリウッド版『Death Note/デスノート』のアダム・ウィンガード

他人の家庭に入り込んで乗っ取るというストーリーかと思えば、もう一捻りありました。内容も現代っぽい。
デイヴィッドの動機がもうひとつわからないけれど、こういう映画ではそこはまあ深く考えなくても良いでしょう。こんな美形な好青年が来たら、まあまず信用しちゃうよね~。( ̄∀ ̄*)イヒッ
展開は読めるのでそれほど怖くはないけれど、躊躇せず殺しまくります。( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
もうちょっと怖くても良かったかなぁ。( ̄▽ ̄)