『アトミック・ブロンド』 本格スパイ・アクション


機内鑑賞映画の感想は置いといて、初日レイトで鑑賞したコチラから。
あまり情報入れていなかったので、こんなにいろんな人が出てたんだ〜とビックリ!

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ATOMIC BLONDE  2017年 115分 R15+

あらすじ:
冷戦末期の1989年。英国秘密情報部“MI6”の凄腕エージェント、ローレン・ブロートンは、何者かに奪われた極秘リストの奪還と、二重スパイ“サッチェル”の正体を突き止めよという密命を帯びベルリンに降り立つ。早速現地で活動するスパイ、デヴィッド・パーシヴァルと合流するが、彼女の行動は敵側に筒抜けとなっていた。誰が敵か味方かまるで分からない状況の中、次々と襲いかかる殺し屋たちを、強靱な肉体と圧倒的戦闘スキルでなぎ倒していくローレンだったが…。(allcinemaより)



ベルリンの壁崩壊直前の1989年を舞台に、奪われた極秘リストの奪還と二重スパイ探しという本格スパイミステリーとリアルな格闘アクションが融合したサスペンス・アクション。

簡単に言うと、女性版007。シリアス、笑いはなし。
そして、戦闘能力高し!

ローレン・ブロートンにシャーリーズ・セロン、アクションシーンはかなり大変だったようですが、クールに演じきっているところが流石。
MI6ベルリン支部のパーシヴァルにジェームズ・マカヴォイ、プロフェッサーXの時はあんなに澄んだ瞳なのに、今回は思いっきり濁ってます。振り幅が広い。
MI6の上司にトビー・ジョーンズ、CIAにジョン・グッドマンKGBローランド・ムーラー、内通者にエディ・マーサン、時計屋にティル・シュヴァイガー
ソフィア・ブテラは来てますね〜。
目を引いたのはビル・スカルスガルド、スカルスガルド家4男、彼もこれから来そうですね〜。スカルスガルド家凄いな。
監督は『ジョン・ウィック』の共同監督のデヴィッド・リーチ

いきなり、デヴィッド・ボウイの"Cat People (Putting Out The Fire) "が流れたところからグッと掴まれ、エンディングで クィーン&ボウイの"Under Pressure"が流れるまで一気でした。
80年代が舞台なので懐かしい曲が一杯で、音楽的には『ベイビー・ドライバー』より此方の方が耳馴染みの曲が多くてノレましたね。
MI6、CIA、KGB、フランス諜報機関DGSEなどが入り混じっての、リストの争奪戦と二重スパイ探しは、誰が味方で誰が敵か分からないスリリングさ。
アクションはなかなか重量級で、観ていて力入ります。
綺麗なセロンの顔や身体の青あざがまた痛々しい。
着こなしているファッションは素敵。
それぞれの目的などがよく分からなかったり、2重スパイの経緯なんかもよく分からないところもあるけれど、80年代スパイのアナログさも楽しく、面白かった。