『NERVE／ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』『ロブスター』
先週末の録画消化の続き。
『NERVE／ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』
NERVE 2016年 96分
『NERVE／ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』
あらすじ：ごく平凡な女子高生ヴィーはある日、参加型オンライン・ゲーム“NERVE/ナーヴ”の存在を知る。それは多くの視聴者が見守る中、挑戦者となって与えられた課題をクリアした者は賞金をゲットできるというもの。ひょんな成り行きから挑戦者に名乗りを上げたヴィーは、さっそく“ダイナーで知らない男性に５秒間キスする”という課題をクリアする。すると、キスした相手イアンも挑戦者だったことが判明。ヴィーは視聴者の期待に応えるため、イアンとコンビを組んでさらなる課題に挑戦していくのだったが…。（allcinemaより）
NERVEとは参加型のオンラインゲーム。
参加者は挑戦者か視聴者を選び、挑戦者は視聴者が出す指令をクリアすれば賞金が貰える。
指令はどんどん難易度が上がっていき、難易度で賞金も上がっていく。
クリアが多い者ほど注目度も上がっていき、ちょっとした有名人に。
賞金＆自己顕示欲と危険度を秤にかけ挑戦するが、失敗や棄権すると厳しいペナルティーが科せられ、足抜け出来なくなっていく。
ちょっと『ザ・サークル』と似ている側面もある気がしますが、こちらの方が単純明快で分かりやすいし、いかにも有りそうに思えるゲーム。
ネットによる情報の筒抜けと匿名の身勝手さなど、ネット上の危険がストレートに伝わってきて、あるある〜と共感できて面白かったです。
主演はエマ・ロバーツ、他デイブ・フランコ、ジュリエット・ルイスなど。
あらすじ：突然妻に去られ、独身となってしまったデヴィッド。兄である犬とともにとあるホテルに送られる。彼はそこで45日以内にパートナーを見つけなければ、事前に希望した動物へと姿を変えられてしまうのだった。ちなみにデヴィッドの希望はロブスター。こうしてデヴィッドのパートナー探しは始まるが、まるで思うようにいかず、ついにはホテルを脱走し、森へと逃げ込む。その森には独身者たちが隠れ住んでおり、女性リーダーを中心に強固なコミュニティが築かれていた。そこではホテルとは逆に、カップルになることは固く禁じられていた。そんな中、皮肉にも一人の女性と恋に落ちてしまうデヴィッドだったが…。（allcinemaより）
いやぁ〜、久しぶりに、訳分からん映画でした！
2016年アカデミー脚本賞ノミネート作。
『籠の中の乙女』のヨルゴス・ランティモス監督作で、
コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・Ｃ・ライリー、ベン・ウィショー、レア・セドゥという豪華キャストが演じる不条理な世界。
独身であることが法的に禁じられている世界。
独身者はあるホテルに送られ、そこでカップルとなる相手を45日間の間に見つけなければ、動物に変えられる。森の中にはホテルから脱走して潜んでいる独身者たちがいて、彼らは狩りの対象であり、1人狩るごとに滞在日が1日延びる、などなど。
まず動物に変えられるという話で、ん？
独身者を狩るでまた、ん？
ホテル内での、カップルはこんなに素晴らしいという寸劇も風刺たっぷりで、
ブラック・コメディなのは分かるけれども、面白いんだかなんだか分からない。
社会の不条理さや歪みを皮肉っているのか、ラストもまた(￣- ￣ ) うーん？
見ると語彙がなくなります。（それはいつもか^^;）
