『天才作家の妻 -40年目の真実-』 内助の功?


こちらでは遅れて3月1日から公開の『天才作家の妻 -40年目の真実-』を観ました。

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THE WIFE  2018年スウェーデン/米/英 101分

あらすじ:アメリカ、コネティカット州現代文学の巨匠として名高いジョゼフのもとにノーベル文学賞受賞の報せが舞い込み、ジョゼフは40年間連れ添った妻ジョーンと喜びを分かち合う。さっそく2人は作家となった息子を伴い授賞式に出席するためスウェーデンストックホルムを訪れる。するとジョーンの前にジョゼフの伝記本執筆を目論む記者ナサニエルが現われる。彼は、作家として二流だったジョゼフがジョーンとの結婚を機に傑作を次々と生み出した事実を突きつけ、その裏には単なる内助の功以上の秘密があったのでないのか、とジョーンに迫るのだったが…。(allcinemaより)


アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたグレン・クローズの演技を見たさに観ましたが、彼女だけでなく他の演者も良かったですね。
ジョナサン・プライスは一見紳士な佇まいから女癖の悪さがだだ漏れている身勝手な夫を、嫌悪感の一歩手前で留める絶妙な演技でした。
ジョーンの若い時を演じたアニー・スタークは実の娘さんだそうで、やはり似てますね。
ジョセフの若い時を演じたハリー・ロイドは「ゲーム・オブ・スローンズ」のヴィセーリス・ターガリエンじゃないですか!女性の方から助け船を出す様にさせるあざとい感じは若い時の方が強かった。
クリスチャン・スレイターはあんまり変わらないですね〜。
エリザベス・マクガヴァンも出ていましたね。
エンドクレジットのスペシャルサンクスの最後にステラン・スカルスガルドの名前があったのは何でしょう?
監督はビョルン・ルンゲ

映画を観る前から秘密の内容は知っていました。
あと何かの賞をもらうとは知っていましたが、まさか受賞がノーベル賞だったとは!そりゃ揉めるわ( ̄∇ ̄)ニヤッ
秘密を分かった上で観ていましたが、説明は少ないのにそれぞれの揺れている内面が現れていて、気持ちを考えさせられたし、最後に彼女の未来がどうなるのか観ている方に委ねるのも良かったです。