(*-゛-)ウーン・・ 『リトル・チルドレン』

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2007年度アカデミー賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞にノミネートされています。

  リトル・チルドレン LITTLE CHILDREN  2006年

あらすじ: アメリカ、ボストン郊外の閑静な住宅街ウッドワード・コート。成功したビジネスマンの夫リチャードと3歳になる娘ルーシーと共にここへ引っ越してきた専業主婦のサラ・ピアース(ケイト・ウィンスレット)。
さっそく娘を連れて公園デビューに挑むが、郊外の典型的な主婦の集団に肌が合わず違和感を拭えない。そんな主婦たちの目下の話題は、彼女たちが“プロム・キング”と呼ぶ、学園の人気者タイプの男性のこと。
彼の名はブラッド・アダムソン(パトリック・ウィルソン)。
ドキュメンタリー作家として成功したキャシー(ジェニファー・コネリー)を妻に持ち、主夫をしながら司法試験合格を目指していた。
サラはちょっとしたイタズラのつもりで、公園に現われたブラッドとハグをしてキスを交わす。軽いお遊びのつもりが、やがてお互いのことが心の中を大きく占めるようになってしまう。
そんな中、性犯罪で服役していたロニー・マゴーヴィー(ジャッキー・アール・ヘイリー)が街に戻ってきたことで、街はにわかに騒然となっていく。(allcinema)


正直、期待が大きすぎた気がします。

よく出来た脚本だし、俳優陣の演技も良いのだけれど、

郊外の住宅地に住む中流階級の主婦の話自体、あまりそそられません。

じゃあ、どうして借りたのって話ですが(^。^;;

冒頭から、ヒロインのサラ同様、ちょっと退屈を感じます。

ほんのちょっとした偶然と、ささいなきっかけで始まる情事。

ボヴァリー夫人」を下敷きにしてるようですが、なんだかありがち。

逆にありがちに思えるような演出が素晴らしいのかも。(・・?

あと、客観的に描く為かナレーションが全体を通して入ります。


元小児性犯罪者のロビーを演じるジャッキー・アール・ヘイリーが、

この演技で助演男優賞にノミネートされましたが、

なんとも不気味で、ここでの気持ち悪さがラストを生かしてくるわけですが、

女性としては、どうにも気持ち悪すぎます。(*´Д`)=3ハァ・・・


面白かったのは、

ブラッドが、キャシーを美しく完璧な妻と例え、

サラはイマイチっぽく思っていること。

ケイト・ウインスレットもとても綺麗だと思うのですが、

ジェニファーの方が上なのね。


アメリカン・ビューティー」や「マグノリア」のように意外な展開にはなりません。

丸く収まったラストと言えそうです。