(*-゛-)ウーン・・ 『リトル・チルドレン』
リトル・チルドレン LITTLE CHILDREN 2006年 あらすじ: アメリカ、ボストン郊外の閑静な住宅街ウッドワード・コート。成功したビジネスマンの夫リチャードと3歳になる娘ルーシーと共にここへ引っ越してきた専業主婦のサラ・ピアース(ケイト・ウィンスレット)。 さっそく娘を連れて公園デビューに挑むが、郊外の典型的な主婦の集団に肌が合わず違和感を拭えない。そんな主婦たちの目下の話題は、彼女たちが“プロム・キング”と呼ぶ、学園の人気者タイプの男性のこと。 彼の名はブラッド・アダムソン(パトリック・ウィルソン)。 ドキュメンタリー作家として成功したキャシー(ジェニファー・コネリー)を妻に持ち、主夫をしながら司法試験合格を目指していた。 サラはちょっとしたイタズラのつもりで、公園に現われたブラッドとハグをしてキスを交わす。軽いお遊びのつもりが、やがてお互いのことが心の中を大きく占めるようになってしまう。 そんな中、性犯罪で服役していたロニー・マゴーヴィー(ジャッキー・アール・ヘイリー)が街に戻ってきたことで、街はにわかに騒然となっていく。(allcinema)
正直、期待が大きすぎた気がします。
よく出来た脚本だし、俳優陣の演技も良いのだけれど、
郊外の住宅地に住む中流階級の主婦の話自体、あまりそそられません。
じゃあ、どうして借りたのって話ですが(^。^;;
冒頭から、ヒロインのサラ同様、ちょっと退屈を感じます。
ほんのちょっとした偶然と、ささいなきっかけで始まる情事。
「ボヴァリー夫人」を下敷きにしてるようですが、なんだかありがち。
逆にありがちに思えるような演出が素晴らしいのかも。(・・?
あと、客観的に描く為かナレーションが全体を通して入ります。
元小児性犯罪者のロビーを演じるジャッキー・アール・ヘイリーが、
この演技で助演男優賞にノミネートされましたが、
なんとも不気味で、ここでの気持ち悪さがラストを生かしてくるわけですが、
女性としては、どうにも気持ち悪すぎます。(*´Д`)=3ハァ・・・
面白かったのは、
ブラッドが、キャシーを美しく完璧な妻と例え、
サラはイマイチっぽく思っていること。
ケイト・ウインスレットもとても綺麗だと思うのですが、
ジェニファーの方が上なのね。
丸く収まったラストと言えそうです。