盛り上がりに欠ける 『日本沈没』

面白そうと思っても、邦画はついつい後回しになってしまいます。

ＴＶ放映があったので、やっと見ました。

　　　日本沈没　　２００６年

あらすじ： 大規模な地殻変動によって日本列島が海中に沈没するという危険性が指摘され、それを証明するかのようなマグニチュード8以上の大地震が次々と発生する。そんな中、大地震の被害にあった潜水艇のパイロット小野寺（草なぎ剛）と幼い少女美咲（福田麻由子）は、ハイパーレスキュー隊員の阿部（柴咲コウ）に救出される。（シネマトゥデイ） 

１９７３年版オリジナルも見てるとは思いますが、すっかり忘れてます。

大作と呼ばれる映画は期待するためか、ガッカリな確立が多い気がします。

劇場で観ると迫力あったかもしれない特撮も、ＴＶ画面ではなんとなく嘘臭いし、

感情が揺さぶられるはずのエピソードも、噛み合っていないチグハグ感がありました。

これはカットのせいかもしれません。

などと文句をつけつつも、

柴崎コウちゃんが泣くと、ついウル(T_T)っときますし、

地割れの中に人間が吸い込まれていく様は迫力ありました。

国宝を餌に海外脱出を図る政府閣僚なんて、妙にリアルで笑えないですね。

『キル・ビル』など、ハリウッド映画でも活躍の國村隼さんは好きな俳優さんです。

大作だけあって、俳優さんは要所要所で良い俳優さんが占めてます。

及川ミッチーも出てました。

ただ、どおしてもよそ事な感じで、感情移入しきれませんでしたね～。

自分がのんきで、危機感が薄いからかな～。