激しすぎて・・・ 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
GWも終わりましたね~。
良いお休みを過ごされましたか~?
片付けなど、張り切って取り掛かったのも最初の2日のみ。
残りはなんとなくダラダラと過ごしてしまいました~。
ようやく重い腰を上げて、この長編大作を観たのですが~・・・・・
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド THERE WILL BE BLOOD 2007年 あらすじ: 石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、石油が沸く源泉があるという情報を耳にする。息子(ディロン・フリーシャー)とともに石油採掘事業に乗り出したプレインビューは、異様なまでの欲望で富と権力を手にしていく。(シネマトゥデイ)
つい、強烈に残っている「ギャング・オブ・ニューヨーク」のイメージで見始めると、
声が全然違うのに驚きました。
両者とも激しい性格ですが、やはり全く違いましたね。
ダニエルが石油、そして富、成功、こういったものに激しい情熱を傾けるのに対し、
ポール・ダノ演じるイーライは、一見優しい風貌ながら、
教会そして布教へと情熱を燃やしています。
この2人が激しくお互いの利害をぶつけながら、物語は進んでいきます。
158分という尺もそんなに気にならず、
難しすぎる訳でもなく、つまらない訳では決してない。
でも、この2人のどちらの激しさにも付いていけない、
画面を正視するのも辛くなるような激しさ。
なんとなく、いたたまれないような気持ちになりました。
無法が通ってしまう時代に、感情を抑えられないダニエル。
人に見下されたくない、負けたくない、人を許せない。
そんな性格から罪を犯し、罪を重ねる結果に。
愛していた息子に養子だと言ったのは、
本当のことなのか、自分から離れる事への腹いせなのか、
よく分かりませんでした。
そしてこの映画に対しても、なんと言えば良いのか未だによくわかりません。