映画の中の現実 『パリ20区、僕たちのクラス』

 
今年度アカデミー賞授賞式もあと1カ月を切りましたね。
 
このブログを始めてから、アカデミー賞ノミネート作品の塗りつぶしをしてるはずなのですが、
 
一向に進んでないので(・・A;)あせあせ、ぼちぼちまた見ていきたいと思います(^_^;)
 
まずは、2008年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
 
同年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品のコチラ
 
 
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                       ENTRE LES MURS/THE CLASS    2008年フランス 128分
 
あらすじ: この中学に赴任して4年目になる国語教師のフランソワ(フランソワ・ベゴドー)は、新学期初日に教室の入口で 24人の生徒を出迎える。彼らの担任でもあるフランソワは教室では帽子を脱ぐように注意したり、生徒たちに静かにするよう指示したりしている。だが、スレイマン(フランク・ケイタ)らは相変わらず反抗的な態度で……。                                                   (シネマトゥデイより)
 
 
こちらの作品、ほとんどドキュメンタリーのようなリアル感です。
 
というのも、原作の『教室へ』は著者が実体験を基に書き上げたもので、
 
その著者であるフランソワ・ベゴドーが、この映画の主演とも言える教師役を演じています。
 
他の教師や生徒も演技経験がないということです。
 
 
正直、最初はなかなか見るのがしんどかったです(^_^;)
 
日本人って単一民族であることからも、割と統制が取れてる気がするのですが、
 
舞台のパリの下町の中学校は、人種も多種多様で、
 
生徒たちの個性も強く、言いたい放題のやかましい教室!
 
中学生くらいって一番荒れてる時期だし、反抗期だし、
 
その相手をする先生は本当に大変(>_<)
 
子供たちを導きたいと思って教師をしている先生たちは、
 
みんな子供の為を思っているんだけれど、中には手に負えない子も居るし、
 
カッとなってしまうこともある。
 
教師には教師の、生徒には生徒の言い分が有り、どちらも間違っていない!
 
その一部始終をリアルに描いています。
 
教師と生徒、生徒どおし、教師どおし、ぶつかり合いながら話派進みますが、
 
見終わると、不思議と爽やかな気分でした!
 
 
 
 
 
第81回アカデミー賞 塗りつぶしまだまだです ┐(-。―;)┌ヤレヤレ