『ロボコップ』 スタイルも内容も現代風


4月からレディスデー料金も¥1100に上がるってことで、
値上がり前に『ロボコップ』観てきました!
特にオリジナルにそれほど思い入れがある訳でもないのですが、
久しぶりにマイケル・キートンが観たかった( ̄∀ ̄*)イヒッ

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                  ROBOCOP       2014年 117分

あらすじ:2028年。ロボット技術で世界を支配する巨大企業オムニコープ。同社のロボットが世界各地で軍事利用される中、アメリカではその配備が法律で禁じられていた。それでもアメリカ国内での普及を目指すオムニコープは、様々な手段を講じてこの法律の廃止を画策する。そんな中、愛する妻と息子と共に犯罪都市デトロイトに暮らす勤勉な警官アレックス・マーフィ。ある日彼は、爆発事故に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ってしまう。ところが、オムニコープのノートン博士による最先端ロボット技術を駆使した手術が実施され、アレックスはただ命を救われただけでなく、最強のサイボーグ警官“ロボコップ”として復活するのだった。そして、オムニコープはこのロボコップを広告塔として利用すべく、アレックスを再び現場に復帰させる。ロボコップとなったアレックスは、その驚異的な捜査能力で街の治安維持に貢献していくのだが…。(allcinemaより)


ポール・ヴァーホーヴェン監督による1987年の『ロボコップ』のリメイクかつリブート版。
オリジナルの方の内容はしっかり忘れているのですが、
どうもピーター・ウェラーがすっかり苦手になってしまってます(・・A;)あせあせ

MGMのライオンマークに変な音が被っていると思ったら、
TVキャスター役のサミュエル・L・ジャクソンの発声練習から始まりますヾ(゜▽゜)ノ あはは~♪
TV中継でアラブのゲリラ地区をロボット兵が監視している様子が映ります。
ロボット兵器のおかげでアメリカ兵が自爆テロに巻き込まれる事が無くなったことを訴え、
アメリカ国内へのロボット兵器の導入の効果を説きますが、
感情のないロボットに自分達の安全は委ねられないという反対派の為、導入は難しい状況。
ロボット兵器を開発しているオムニコープ社は、世論を変えるために人とロボットの融合を考え、
事故で重傷を負ったアレックス刑事を、ロボコップとして蘇生させます。

キャストはみんなハマってましたね。
ロボコップことアレックス・マーフィーにジョエル・キナマン、妻のクララにアビー・コーニッシュ
オムニコープ社の社長レイモンド・セラーズにマイケル・キートン
予告を見る度にカッコ良いと思っていましたが、彼もやはり年を取りましたね(^_^;)
アレックスをロボコップに変えるノートン博士にゲイリー・オールドマン
ロボット兵を訓練するマドックスにジャッキー・アール・ヘイリー
TVキャスターのパット・ノヴァクにサミュエル・L・ジャクソン
セラーズ社長より非情かもと思ったリズ・クラインにジェニファー・イーリー

何かで読んだのですが、ロボコップフランケンシュタインに例えると、
オリジナルはクリーチャーの話で、リメイクはフランケンシュタイン博士の話であると。
ロボコップの過激な活躍を描いたオリジナルに比べ、
リメイク版はなぜロボコップが必要だったのか、何のために創りだされたのかと、
創った側の事情の方に焦点があたっています。
感情のないロボットが身近に居るのが不安という市民感情
その打開策として、人間とロボットを融合させようとするオムニコープ社は、
人間の感情を必要としながらも、機械の速さと制御しやすさを優先しようとする。
都合の悪い情報は伏せ、伝えたい事のみ伝えようとするマスコミなど、
人間のエゴが剥き出しで、ちょっと社会風刺が入った様な内容になってます。
肝心のロボコップについては掘り下げが物足りない気もしますね(^_^;)
あと、ノートン博士のキャラも微妙で、せっかくゲイリーなのに勿体ないな~(-_-;)
ラストの終わり方にも唖然Σ(・ε・|||)え!
ま~、いかにも続編創ります!って感じじゃないところは良かったですけどね(^_^;)