一皮剥けたレオ 『ブラッド・ダイヤモンド』
2006年アカデミー賞、主演男優賞他5部門ノミネート、
ディカプリオは、ゴールデングローブ主演男優賞にもノミネートされました。
これも劇場公開を見逃してました。
ブラッド・ダイヤモンド BLOOD DIAMOND 2006年 あらすじ: ダイヤの密売人であるダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、巨大なピンク・ダイヤを隠し持つソロモン(ジャイモン・フンスー)という男の存在を知る。一方、ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリ)は、反政府組織“RUF”の資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相を探っていた……。(シネマトゥデイ)
レオナルド・ディカプリオはご存知のように、子役から活躍しています。
『ボーイズ・ライフ』や『ギルバート・グレイブ』で、高い演技力を示したために、
自ら賞レースのハードルを上げてしまった気がします。
童顔の為か、成長時点での違和感はなかったものの、
なんとなく大人の男の役がしっくりこないと思っていたのは自分だけでしょうか?(^。^;;
男臭く一皮剥けたと思えました。
ゴールデン・グローブでもアカデミーでも、主演男優賞ノミネートが納得でした。
取れなかったのは、残念でしたけどね(-_-;
ジェニファー・コネリーも、いつ見てもステキです。
この人も、『ビューティフル・マインド』でアカデミー助演賞を受賞してから、
花開きましたね。
家族を思う父親役を熱演しています。
不法に取り引きされ、紛争の資金となるブラッド・ダイヤモンド。
そして、アフリカで無残に殺される人々や少年兵といった社会問題を扱ったドラマでありながら、
暗いだけではなく、アクション・エンターテーメントとしても楽しめました。
揺れていたアーチャーが覚悟を決めたとき、思わす涙が。ウルウル。・°°・(ノ_δ、)・°°・。
最後は無欲な人間が勝つという、清清しいおまけつきでした。