『ネバーウェア』 ロンドンの地下に広がる不思議な世界
映画『スターダスト』などの原作を書いた、イギリスの作家・脚本家であるニール・ゲイマンの
「ネバーウェア」が↓のキャストでラジオドラマに!
という情報が流れるや、翻訳本が品薄状態に(^_^;)
TV映画の脚本から本になったということで、本を読む代わりにそのTVMを見てみました!
NEVERWHERE 1996年 178分(30分X6話)
あらすじ:善良な一市民であるリチャード・メイヒューは、ロンドンの道ばたで怪我をした少女を助けたときから、彼のごく普通の暮らしは一変してしまう。その瞬間から、彼は夢にも見たことのない世界へ投げ込まれ、そこでは闇のサブカルチャーが、町の下にある廃線となった地下駅や下水の中で栄えたのだ。彼が知る世界よりはるかに奇妙で危険な世界が…。 (「BOOK」データベースより)
ダークファンタジー。
ロンドンには伝説の怪物が棲む地下世界があり、ネズミと話す人々や奇妙な魔術を使う者など、
いろんな種族が暮らしていた。
上界であるロンドンで普通に暮らしていたリチャードは、怪我をしているドアという名の女性を助ける。
彼女は下界の市民で家族を殺され仇を探していた。
彼女を助けたことで自分の人生の歯車が狂ってしまったリチャードは、彼女の仇探しを手伝うことになる。
DVDは前後篇に別れていて、3話づつ収録されています。
最初の1、2話では何がなんだかさっぱりわからないまま見ていましたが、
まあ回を追うごとに、謎の答えが知りたくなってくる様な展開。
ヒロインは名前のとおり、いろんなドアを開けることが出来るんですね。
キャストはぶっちゃけ誰も知らないですね(^_^;)
脚本のニール・ゲイマンのインタヴューの収録あり。
正直映像はちょっと泥臭いけど、アンダーグラウンドの面白さもありますね(^_^;)
映像をもうちょっと洗練させて映画サイズにまとめると、なかなか面白い映画になる気がします。
上記のラジオドラマのキャストで映画にしてくれれば良いんだけど(^^ゞ
ベネディクト・カンバーバッチは天使イズリントンの役。
またまたエキセントリックな役柄です(ラジオだけど^^;)
ラジオドラマの方は、3月16日14:30からBBC Radio 4で、日本でも視聴可能