『運び屋』 拍子抜け


運び屋』観ました。

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THE MULE  2018年 116分

あらすじ:退役軍人のアール・ストーンはデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やし、園芸の世界では一目置かれる存在だったが、その代償として家族をないがしろにしてしまい、90歳になろうとする今は家族との間に埋めがたい溝を抱え、孤独な日々を送っていた。やがて農園の経営も行き詰まり途方暮れるアール。そんな時、“車の運転をするだけで大金がもらえる”という仕事を紹介される。最初は荷物の中身を知らずに運んでいたアールだったが、ほどなくそれが大量のドラッグであることに気づく。それでも90歳の老人が疑われることはほとんどなく、順調に仕事をこなしていくアールだったが…。(allcinemaより)


クリント・イーストウッドグラン・トリノ』以来となる監督・主演で贈る実録犯罪ドラマ。実話ベースのお話。


88歳のイーストウッド、出てきた途端に強烈に老いを感じました。
モデルになった人物が90歳だそうなので、そう演じたのかもですが。
イーストウッド監督作品は大体、嫌な展開になりそうな気がして構えて観ちゃうんですよね。
今作はあっさり終わって逆に拍子抜けしちゃいました。
主人公にイーストウッド自身の人生を重ねた「回顧と贖罪」の物語という噂で、
深読みしながら見ると感慨深いのかもしれませんが、
老人と家族のテーマだと、『ストレイト・ストーリー』とか、『ネブラスカ』のような感動はやってこなかったですね。