『運び屋』 拍子抜け
『運び屋』観ました。
THE MULE 2018年 116分
あらすじ:退役軍人のアール・ストーンはデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やし、園芸の世界では一目置かれる存在だったが、その代償として家族をないがしろにしてしまい、90歳になろうとする今は家族との間に埋めがたい溝を抱え、孤独な日々を送っていた。やがて農園の経営も行き詰まり途方暮れるアール。そんな時、“車の運転をするだけで大金がもらえる”という仕事を紹介される。最初は荷物の中身を知らずに運んでいたアールだったが、ほどなくそれが大量のドラッグであることに気づく。それでも90歳の老人が疑われることはほとんどなく、順調に仕事をこなしていくアールだったが…。(allcinemaより)
クリント・イーストウッドが『グラン・トリノ』以来となる監督・主演で贈る実録犯罪ドラマ。実話ベースのお話。
主人公アールにイーストウッド、妻にダイアン・ウィースト、娘に実の娘であるアリソン・イーストウッド、DEAの捜査官にブラッドリー・クーパー、マイケル・ペーニャ、ローレンス・フィッシュバーン、他アンディ・ガルシアなど。
88歳のイーストウッド、出てきた途端に強烈に老いを感じました。
モデルになった人物が90歳だそうなので、そう演じたのかもですが。
イーストウッド監督作品は大体、嫌な展開になりそうな気がして構えて観ちゃうんですよね。
今作はあっさり終わって逆に拍子抜けしちゃいました。
主人公にイーストウッド自身の人生を重ねた「回顧と贖罪」の物語という噂で、
深読みしながら見ると感慨深いのかもしれませんが、