『her/世界でひとつの彼女』 恋をするのは人間だけじゃないみたい


遅れて公開だったうえに、本日最終だった『her/世界でひとつの彼女』を駆け込みで観てきました!アカデミー脚本賞受賞もわかる素敵な恋愛映画でした♪
本日女児を出産したスカーレット・ヨハンソンの声がセクシー♪

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Her 2013年 126分

あらすじ:そう遠くない未来のロサンゼルス。他人に代わってその相手への想いを手紙に綴る“代筆ライター”のセオドア。仕事は順調だったが、その一方で離婚調停中の妻キャサリンとの思い出を、別れて1年経った今も断ち切れないでいた。そんなある日、最新式のAI型OS“OS1”の広告を目にしたセオドアはさっそく自宅のPCに取り込むことに。すると起動した画面の奥から聞こえたのは、“サマンサ”と名乗る女性の声。それは無機質で事務的なAIとは思えないほどユーモラスかつセクシーで、バイタリティーに満ち溢れる人間のようだった。サマンサをすぐに気に入ったセオドアは携帯端末にも彼女をインストール。こうして常に一緒のふたりは新鮮で刺激的な日々を過ごし、いつしか恋に落ちていく。そしてついに、セオドアはキャサリンとの離婚届に判を押そうと決意。しかし、再会した彼女の前でAIとの交際を打ち明けたことをきっかけに、セオドアとサマンサそれぞれの想いがすれ違い、ふたりの関係に異変が生じていく…。(allcinemaより)



アカデミー賞作品賞他5部門ノミネート、スカーレット・ヨハンソンの声で話すAIに恋してしまうホアキン・フェニックスの話としか知らなかったのですが、舞台は今よりちょっと未来、ブツブツ独りで喋っていても誰も振り返らない時代( ̄∇ ̄)ニヤッ 。

妻と離婚調停中のセオドアの職業は”代筆ライター”。この職業はフェイクでしょうか?実はあるのかしら。誰かの代わりに手紙を書いてあげるんですね。心を打つ手紙を書けるというのも才能ですよね。暮らしぶりは悪くないようだけれど、妻が去った痛手から立ち直れないでいる。そんな時に目にした”人格を持つ最新の人工知能型OS”OS1のCM。購入してインストールすると、サマンサと名乗る女性の声が現れ、ユーモアが有り、好奇心旺盛の彼女にどんどん惹かれていきます。またサマンサの方も、セオドアに惹かれていくんですね。

主演の2人以外にもなかなかのキャストが揃ってました!
セオドアの親友にエイミー・アダムス、意外な大物にビックリ。
元妻にルーニー・マーラ、彼女なんだか辛辣な役が多いですよね:(;゙゚'ω゚'):
デートの相手にオリヴィア・ワイルド、「孤独な宇宙人」のセリフに『カウボーイ&エイリアン』の彼女の役を思い出しました。
セオドアの同僚に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラット
監督・脚本は『アダプテーション』のスパイク・ジョーンズ

人格を有した人工知能(AI)型オペレーティング・システム(OS)のサマンサが、恋をするとどんどん人間と同じ感情を持ち始めるのが面白かったですね。人格を持つってそおいうことなんだと!恋をした相手がOSということで、気持ちがぐらつくセオドアを、自分が幸せなら良いんじゃないと背中を押すエイミーも良い。久しぶりにストレートな恋愛ものを観たな~と感じました。ホアキンも上手かった(なぜ主演男優賞にノミネートされてない?)けれど、ローマ国際映画祭に声だけの出演で史上初となる最優秀女優賞に輝いたスカヨハ嬢のサマンサがチャーミングでした。個人的には、こんなOS有ったら、老後も寂しくないかも( ̄∀ ̄*)イヒッ