『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 面白いけど、さらに長い!


勢いで続けて見ました。
おさらいはここまででいいかな。

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PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD'S END 2007年 170分

あらすじ:
デイヴィ・ジョーンズの心臓を手中に収め強大な支配力を得た東インド会社ベケット卿は、世界制覇を目論み次々と海賊たちを撃破、ついに海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。そこで海賊たちは、最後の望みである“伝説の海賊”9人を招集し、世界中の海賊たちによる全面対決に挑むことに。しかし、その9人のうちのひとりが生死不明のジャック・スパロウだと判明。やがて、ウィルやエリザベスたちは、溺死した船乗りが囚われているという“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー”にジャックがいると確信し、救出に向かうのだが…。(allcinemaより)


シリーズ3作目にして3分作の完結編。
前作の翌年公開なのは、2本一緒に撮影していたから。

ディヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れたベケットは、フライングダッチ号に海賊を襲わせ海を制し、ポートロイヤルでは治安維持という名目で民衆たちの自由を奪い(現代のどこかの国みたいですね( ´Д`)y━・~~)背いた者たちを次々と処刑していた。耐えかねた民衆たちから「招集の歌」が歌われ、選ばれし9人の海賊たちは評議会を開かねばならない。9人のメンバーの1人であるジャック・スパロウを助けるため、バルボッサたちは”世界の果て”(ワールズ・エンド)へ向かう。

ジャック・スパロウ船長にジョニー・デップ、ウィルにオーランド・ブルーム、エリザベスにキーラ・ナイトレイ、総督にジョナサン・プライスノリントンジャック・ダヴェンポート、ギブスにケヴィン・マクナリー、ディヴィ・ジョーンズにビル・ナイ(今回は1シーンで顔出しあり)、ビル・ターナーステラン・スカルスガルドベケット卿にトム・ホランダー、ティア・ダルマにナオミ・ハリス他。
今作初登場はサオ・フェン役のチョウ・ユンファ
ジェリー・ブラッカイマー製作、監督はゴア・ヴァービンスキー

今回の尺の長さの原因は、風呂敷の広げすぎ。
「招集の歌」とか、9人の選ばれし海賊とか評議会とか、いきなりなので、ん?
カリプソの封印を解くために評議会が必要で、そのためにジャック・スパロウが必要で、そのためにバルボッサを生き返らせたというシナリオだけれど、1回見たくらいではわからないですよね。(ーー;)
「招集の歌」で9人の海賊たちが果敢に戦ってくれるのかと思えばそうではなく、特に活躍もなし。そういえばジャックの父親でキース・リチャーズが出てました。
一番ガッカリしたのは、解放されたカリプソが何をしてくれるのかと思えば、嵐と大渦を起こしただけ。期待させておいて、え~っ!
ノリントンとかサオ・フェンとか可哀想な人多数。
それでも前作の様にダレることはなく、アクションの面白さなどで最後まで見せるところは凄いのだけれど、ジャック分身の術とかは要らないし、そんなに話を広げなければ尺も短くなって良かったのでは。(^_^;)
テーマは愛と裏切りでしたね。
この映画のエンドクレジット後のシーンが新作へ繋がっていきます。