機内鑑賞2本


年内ギリギリまでバタバタな私(・・A;)あせあせ
香港旅行時、機内で見た映画2本の記事を書いていなかったので。
各シートにスクリーンが有り、ラインナップも充実のキャセイパシフィック航空
でしたが〜、片道4時間弱だと1本づつしか見れなかった。(>_<)


最後の追跡
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Hell or High Water  2016年 102分

あらすじ:
舞台はテキサス。両親の農場が差し押さえられるのを防ごうと、タナーとトビーの兄弟は銀行強盗を計画。むやみに血を流さないよう慎重に進めるが、出所したばかりのタナーの無鉄砲な行動のせいで計画に狂いが生じてしまう。一方、定年が近いテキサス・レンジャーのマーカスは、相棒のアルバートと一緒に捜査に乗り出す。(シネマトゥデイより)



2016年アカデミー賞作品賞助演男優賞ほか4部門ノミネートなのに、
劇場公開ではなくネット配信となってしまった作品。
見ることができてラッキー♪でした。

暴れん坊の兄ベン・フォスターが良い。真面目な弟クリス・パインは家族を守るため次第に肝が座ってくる。信念を持つテキサス・レンジャーのジェフ・ブリッジズ
いつの時代も虐げられるのは弱者。弱者の生き残りをかけた死に物狂いの足掻きと、
阻止しようとする者。お互い犠牲を出しての結末はほろ苦く、余韻が残ります。






この世界の片隅に
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IN THIS CORNER OF THE WORLD  2016年日本 129分

あらすじ:
1944年(昭和19年)2月。絵を描くことが好きな18歳のすずは、急に縁談話が持ち上がり、あれよあれよという間に広島市から海軍の街・呉に嫁にやってくる。彼女を待っていた夫・北條周作は海軍で働く文官で、幼い頃に出会ったすずのことが忘れられずにいたという一途で優しい人だった。こうして北條家に温かく迎えられたすずは、見知らぬ土地での生活に戸惑いつつも、健気に嫁としての仕事をこなしていく。戦況が悪化し、配給物資が次第に減っていく中でも、すずは様々な工夫を凝らして北條家の暮らしを懸命に守っていく。そんなある日、道に迷っていたところを助けられたのがきっかけで、遊女のリンと仲良くなっていくすずだったが…。(allcinemaより)



こちらも良い評判を聞いていたのに見逃してしまっていた作品。
戦時中の話と聞くと、つい暗い映画を想像しますが、広島が舞台というのも親近感があり、当時の日常生活や人間関係などがリアルで共感しやすい作品でした。

田舎の素朴な生活に、ぼーっとしている主人公すず。
すずの声ののんのイメージとも合っていて良かったです。
そして、本名を奪われた彼女が今後も活躍できることを願ってます。

田舎で平和に暮らしていた普通の人に突然降り掛かる悲劇。
それでも人生は続く。
こういう映画が世界で公開されるのも素晴らしいと思います。