『GODZILLA ゴジラ』ゴジラがカッコ良ければオールOK!


本日から公開の『GODZILLA ゴジラ』仕事帰りにIMAX3Dで観ました!
IMAXでは映画が始まる前にIMAXカウントダウンがあるんですけど、ゴジラの咆哮と地響きで文字が震える特別仕様で、IMAXカウントダウンの特別バージョンは初めて見ましたよ!

イメージ 1
GODZILLA 2014年 123分

あらすじ:1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士とグレアム博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。ジョーは、いまも原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。彼は真相解明のためにはかつての実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び立入禁止区域への侵入を図るが…。(allcinemaより)



ご存知日本発ゴジラのハリウッド版。ハリウッド版としては2作目だけれど、完全なるリブート。設定などは日本版を継承していますね。原爆批判もちゃんと入ってます。

正直、渡辺謙は学者役でチラッと出るだけかなと思っていたら、最初から最後までガッツリ出て、クレジットもアーロン・テイラー=ジョンソンに次ぐ2番目で、ビックリでした!役名は1954年の第1作目『ゴジラ』へのオマージュで芹沢博士。
芹沢博士の助手のグレアム博士にサリー・ホーキンスですよ!いや~、ハリウッド大作に出るとは思わなかった。これもビックリ!!

リブートなので、前半は設定などの説明に使われるのでちょっとタルイですね。
そのタルイところを人間ドラマでカバーしようとしているのですが、このドラマがちょっと薄過ぎ。原発の危険性と家族愛を入れたかったんでしょうが、あっけなさ過ぎて特に必要なかったかもとも思えてしまいました(; ・`д・´)
ブライアン・クランストンジュリエット・ビノシュをせっかく使っている割にね。
いきなり15年後になって、可愛いCJ・アダムズ君がマッチョなアーロンに変わってるのも違和感。アーロン演じるフォードが海軍の爆弾処理係になっている経緯も分からない。核物理学者たちの息子なのに、なぜ?
海軍の提督でデヴィッド・ストラザーン、フォードの妻にエリザベス・オルセン
監督は『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ

巻き込まれて、妻と息子と離ればなれになってしまったフォードの苦悩を含めて、人間ドラマにあまり感情を揺すぶられないんですが、それをカバーするゴジラのカッコ良さでした!
ムートー(Massive Unidentified Terrestrial Organism) と呼ばれる未確認巨大陸生生命体がゴジラの天敵として登場して戦う訳なんですが、孤立無援で戦うゴジラがストイックで俄然応援してしまうんですよ!青い放射熱戦を吐くのを早く早くと待ち続け、遂にその時が来た時の感動!盛り上がっちゃいました(*´∀`)
咆哮も大サービス!ゴジラの長い尻尾がまず動いてから本体がじわ~っと出てくる動きも予測がつかなくて良いです。海や砂ぼこりを上手く使ってますね。
3Dは人間達の視線で撮っているので、自分も現場で生で観ている臨場感です!
こういうのは劇場で観ないといけません!気になる方はぜひ劇場で♪