『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』 シリーズ4が待ち遠しい


SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁
ポストカード欲しさに、初日レイトで鑑賞しました~!

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SHERLOCK: THE ABOMINABLE BRIDE 2015年英BBC 90分

あらすじ:
1895年、冬のロンドン。ウエディング・ドレスを着た妻の姿に驚愕するトーマス・リコレッティ。なぜならばリコレッティ夫人は、数時間前に自ら命を絶っていたのだ。ベーカー街221B。レストレード警部から夫が妻の幽霊に殺された、と事件の説明を受けたシャーロック・ホームズは、嬉しさを隠そうともせず、ワトソンとともに事件解決へと乗り出すのだったが…。(allcinemaより)


ご存知、英国BBC製作のTVドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の特別編。
英国では今年の1月1日にTV放送されました。実は裏技で元日に見ていたのですが、終了15分前に裏技が使えなくなり、結末まで見ることができませんでした。(>_<)
まあ、英語音声だけでは、見ても内容はさっぱりだったんですけどね( ̄∀ ̄*)イヒッ

映画本編は90分なのですが、特典映像がついて上映時間は115分。
●特典映像1:「脚本家スティーヴン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」(約6分)
●本編:『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』(約93分)
●特典映像2:「シャーロック製作の裏側~主要キャスト・スタッフとともに」(約16分)

TVシリーズを見ていない方は、誰がレギュラーキャストかわからないということで、
まずはキャストの説明を。
シャーロック・ホームズには英国の至宝ベネディクト・カンバーバッチ♪( v ̄▽ ̄)
ジョン・ワトソン医師にビルボ・バギンズことマーティン・フリーマン
2人が住むベーカー街221Bの家主のハドソン夫人にユーナ・スタッブススコットランド・ヤードのレストラード警部にルパート・グレイブス、ワトソンの妻メアリーにアマンダ・アビントン、実生活でもマーティン・フリーマンのパートナー。
モルグに居たのがモリーフーパー役のルイーズ・ブレーリーとアンダーソン役のジョナサン・アリス、『オデッセイ』の管制室にも居ましたね。そして、シャーロック・ホームズの宿敵ジム・モリアーティに007/スペクターの”C”アンドリュー・スコット。他にもTVシリーズに出ている方が出ていますが、ここまでがメインのレギュラーキャスト。キャサリン・マコーマック、ティム・マキナニー、ナターシャ・オキーフらが今回のゲストキャストですね。
監督は初のダグラス・マッキノン、プロデューサーと脚本はティーブン・モファットマーク・ゲイティス。特典映像にも出てきます。マーク・ゲイティスはシャーロックの兄マイクロフト・ホームズでもあります。

ご覧になった方はおわかりのように、完全に独立した作品ではなく、シリーズとリンクしています。特に後半エッと思われたことでしょう(・・A;)あせあせ
ビクトリア時代で解決する事件はコナン・ドイル聖典「マスグレーヴ家の儀式」の冒頭に登場する語られざる事件"Ricoletti of the club foot and his abominable wife."(内半足のリコレッティと忌まわしい妻)から。それに「オレンジの種5つ」。
もちろん結末はオリジナル。

SHERLOCKの面白さは、聖典の要素を含みうまく活かした脚本とキャストの演技の他に、スタイリッシュなカメラワークや静止映像と動きを組み合わせた演出、あたかも現場に居合わせたかのような推理シーンの描き方。(拳銃発砲現場の中に居間が出てきたりなど)こういう演出はTVシリーズではお馴染み。

今、オンライン動画配信サービスのHULUでSHERLOCKTVシリーズ全9話が配信されているようです。
2週間無料でお試しできるようなので、
映画を観てTVシリーズに興味持たれた方はいかがでしょう?
http://www.hulu.jp/sherlock




ここから内容に触れますよ!



TVシリーズ3の3話の続きとなっています。ビクトリア時代の話は、シャーロックお得意のマインドパレス(精神の宮殿)か薬物摂取の後遺症かで深く瞑想状態に落ちてしまったシャーロックの頭の中での話ということになっています。
死んだはずなのに甦るというところで、
リコレッティ夫人とモリアーティがリンクしてきます。
そしてこの結末を踏まえたものが、シリーズ4へと繋がっていくはずです。
シリーズ4はようやく撮影準備が始まったようで、こちらも待ち遠しい。