『グランドピアノ 狙われた黒鍵』『ブラック・ハッカー』


イライジャ・ウッド主演のスリラー2本

グランドピアノ 狙われた黒鍵

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GRAND PIANO  2013年西/米 91分

あらすじ:
若き天才ピアニストのトム・セルズニック。あるトラウマを乗り越え、恩師パトリック・ゴーダルーの追悼コンサートで5年ぶりのステージに立つことに。そこに用意されていたのは、恩師が遺した最高級のグランドピアノ。ところが、トムは演奏を始めると、譜面に書かれた“1音でも間違えるとお前を殺す”という謎のメッセージに気づく。しかもそれは冗談などではなく、姿なきスナイパーの照準はしっかりとトムを捉えていた。動揺しながらも演奏を続け、やがて犯人に命じられるまま『ラ・シンケッテ』に挑むトム。しかしその曲は、パトリックとトム以外に演奏できる者はいないと言われ、彼のトラウマの原因ともなった難曲中の難曲だった。(allcinemaより)


恩師の追悼コンサートで5年ぶりの復帰を図るトム。観客席では人気女優の妻が見守っている。演奏を始め楽譜を捲ると、言うとおりにしないとトムや妻を殺すと脅され、演奏を続けながらも必死に妻を守ろうとするトム。

[リミット]』のロドリゴ・コルテスが製作、脚本は『セッション』のディミアン・チャゼル、監督はエウヘニオ・ミラ
イライジャ・ウッドの他アラン・リーチ、ケリー・ビシェ、ジョン・キューザック

[リミット]』よりは、古いけどコリン・ファレルの『フォーン・ブース』を思い出しました。なぜ狙われるのか、誰が犯人なのか、犯人の目的は、など全くわからないまま演奏が始まりますが、”恩師が残した莫大な遺産が見つかっていない”、”恩師とトムしか弾けない曲がある”などのキーワードが出てくるので、犯人の目的はなんとなくわかってきます。あとオープニングクレジットで名前を見た人の存在をきれいさっぱり忘れていて、後半に出てきたときビックリしてなんだか得した気に。( ̄∀ ̄*)イヒッ
シンプルで分かりやすく面白いサスペンスでした。







ブラック・ハッカー

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OPEN WINDOWS 2014年西/米 100分

あらすじ:
人気女優ジルのファンサイトを運営する青年ニック。ある時、新作映画のキャンペーン企画で幸運にも彼女と会食できるチャンスを得る。ところが、ホテルの一室で待機する彼のもとにコードと名乗る男から“会食が中止になった”との電話が入る。お詫びにと彼のPCに送られてきたURLは、ジルを盗撮したライブ映像へとリンクしていた。その後ニックは、コードの巧みな罠にはまり、彼のエスカレートする悪質な要求の言いなりとなってしまう。やがてジル本人にもコードの魔の手が迫っていることを知り、必死で救出を図るニックだったが…。(allcinemaより)



イライジャ・ウッドの他はサーシャ・グレイ、ニール・マスケルなど。
監督はナチョ・ビガロンド

イライジャ・ウッドって、メジャー系以外はスリラーが多いですよね。
こちらは↑の作品とは逆に、複雑で分かりにくタイプ。
凝ってはいるんだけど、怪しい人物が多くて、登場人物の目的をいちいち考えて頭を整理したくなります。
ラストのオチにはちょっと突っ込んでしまいますね~!( ̄▼ ̄;アハッ・・・・