『デンジャラス・ラン』 伝説の男とルーキーの生死を賭けた逃避行
速い速い!とにかく展開もアクションもスピーディ!
このスピード感はと思ったら、
ジェイソン・ボーン・シリーズの撮影監督オリバー・ウッドと編集リチャード・ピアソンなんですね。
ザラッとした手持ちカメラの映像がまた緊迫感を出してますね。
SAFE HOUSE 2012年 115分
あらすじ:南アフリカにあるCIAの極秘施設“隠れ家(セーフハウス)”。その管理を任された新米職員のマットは、退屈な仕事に不満を募らせていた。そんなある日、凶悪犯トビン・フロストが連行されてくる。かつてはCIA史上最高のエージェントと評された、CIAが最も恐れる裏切り者。ところが彼を収容して間もなく、トップシークレットのはずの隠れ家が武装集団に襲われ、壊滅状態に。フロストから決断を迫られたマットは、彼を連れて隠れ家から脱出することを決断。敵の正体も分からぬまま、たった一人でフロストを守らなければならなくなったマット。しかも逃亡のチャンスを窺うフロストから巧みな心理戦を仕掛けられ、精神的にも追い込まれていくマットだったが…。 (allcinemaより)
CIAのマットはケープタウンにあるセーフハウスの管理人。
1年の間誰もゲストが来たことがなく、単調な仕事に飽き飽きしていた。
平和な日々に突然、元CIAで世界36カ国で指名手配され10年間逃亡していたトビン・フロストが収容される。
間もなく武装集団に襲われ、ベテランのCIAチームは壊滅状態に。
管理人であるマットは新米なのに単身トビンを保護する羽目に。
本部のバックアップもなくトビンを無事に捕まえておけるのか。
チャライ役をやりそうなルックスなのに、意外にマジメな役が多い印象。
トビン・フロストにデンゼル・ワシントン、今回は製作総指揮にも名前がありますね。
デンセルものはついつい観ちゃいますね(^^ゞ
マットの直属の上司バーローに”マッド・アイ・ムーディ”ことブレンダン・グリーソン
バーローと別チームの指揮者シンクレーターに『ミッション8ミニッツ』のヴェラ・ファーミガ
監督はダニエル・エスピノーサ
予告と「お前は悪魔と逃げている」というキャッチコピーで、
デンゼルは傲慢で冷酷無比なのかと思っていたら、
冷静沈着というほうがしっくりくる感じでしたね。
アクションは『ザ・ウォーカー』並に速くて大胆、スピーディで目が離せません!
新米に任せて大丈夫なの~?と思っていたら、結構頑張るマットも見どころ!
観ているうちにトビン・フロストの人間性と、彼の真の目的が分かってくる辺り、
やはりただの悪人じゃあなかったですね。
もっと悪魔っぽくても面白かったとは思いますが、テーマ変わってきちゃうしね(^_^;)
デンゼルらしい作品だったかなと思います。
『MI4』と同じようなシチュエーションのラストなのに、ちょっと重苦しく終わりましたね~!